月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2023.10.23

大阪、名古屋が開幕6連勝、仙台、SR渋谷は今季初勝利を挙げる

河村勇輝(横浜BC)は平均得点1位をキープ

Bリーグは第3節までを消化


B1リーグは10月22日で第3節を終了。大阪、名古屋Dは連勝で開幕6連勝をあげたほか、仙台、SR渋谷は今季初勝利を挙げている。

【表】2023-24B1・B2順位表(10/22終了時点)をチェック

開幕4連勝の大阪は茨城にいずれも大勝して開幕からの連勝を6に伸ばした。ショーン・ロングは21日の試合では18得点、14リバウンド、22日は26得点、13リバウンドと開幕から全6試合すべてでダブルダブルをマークしていて、平均19.2得点(リーグ7位)、12.5リバウンド(リーグ2位)となっている。また名古屋Dも開幕6連勝。22日の信州戦では4点ビハインドで迎えた2Q、須田侑太郎の連続3Pシュートなどで開始2分半で10-2とランを作って逆転。その後は好ディフェンスを見せて101-75で勝利と良いリズムで戦えている。


チームの6連勝に貢献のショーン・ロング



開幕4連敗と苦しい出だしになったSR渋谷は、21日の長崎で今季初勝利。最大13点差を付けられたものの、田中大貴、ライアン・ケリー、ベンドラメ礼生らの活躍もあって逆転勝利となった。しかし、翌日は終始主導権を握られて敗戦となっている。

昨季の王者・琉球は、横浜BCと対戦して1勝1敗となった。10月18日にはEASLでソウルSKナイツ(◯80-79)と戦ったばかり。長距離の移動もあり、1週間に3試合というハードなスケジュールになる週ができてしまうために、連覇に向けてコンディショニングキープも課題になりそうだ。なお河村勇輝(横浜BC)は21日が17得点、22日が23得点をマーク。アベレージ26.3得点で平均得点1位をキープしている。


琉球を得点で引っ張る今村佳太



B2リーグでは、神戸がまたも連勝を果たして唯一の開幕6連勝。西地区1位となっている。東地区はA千葉が越谷に対して初黒星を喫したがものの、青森と並んで5勝1敗で1位となっている。




写真/©︎B.LEAGUE、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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