渡邊雄太・八村塁がプレシーズン最終戦で直接対決、互いに持ち味を披露
渡邊が12得点、八村が3得点をマーク
現地10月19日(日本時間20日)、アメリカ・アクリシュアアリーナでレイカーズとサンズが対戦。プレシーズン最終戦は、サンズが123-100で勝利した。渡邊は3Pシュートを2本成功させて12得点、3リバウンド、1アシストをマーク。八村は3得点、1リバウンドというスタッツだった。
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八村、渡邊共にベンチスタートに。レイカーズはアンソニー・デイビスのアリウープで先制するとレブロン・ジェームズのコースト・トゥ・コースト、ドライブからキックアウトでオースティン・リーブスが3Pシュートを決めて10-2というスタートを切る。
残り7分16秒、八村がコートイン。その1分半後、右ウイングからドライブしてレイアップを、左ショートコーナーからジャンパーを放つがいずれもリングに弾かれてしまう。一方、渡邊は残り4分半にコートに入ると、互いにマッチアップするシーンも満たれた。サンズはケビン・デュラントの活躍などで追いつくと、渡邊もジャンプシュートを成功。さらに終了間際に左コーナーからジェームズ越しに3Pシュートを決めて24-20。渡邊は5得点、八村は0点という1Qだった。
2Q序盤はジェームズ対デュラントという図式に。見応えあるシーンが続く。渡邊もドライブで運んでシュートを放つ積極性を見せるが、残り8分を切ったところでベンチに下がる。八村は残り6分にコートに入るとディフェンスで頑張りを見せるが、交代までシュート機会はなし。試合はジェームズ、デイビスの3Pシュートなどで12点差までリードを広げたレイカーズに対して、サンズはデュラント、エリック・ゴードンを中心に反撃。レイカーズの58-54でハーフタイムを迎えた。
3Q、前半17得点と活躍したデュラントは私服に着替えて応援モードに。ジェームズ、デイビスらも残り6分半にコートを退き、ベンチメンバーが出場してのゲームになる。八村は残り5分、右エルボー付近からバスケット・カウントをマークするとフリースローも決めて3Pプレーを成功。その2分後、今度は渡邊がトップから3Pシュートを成功させるなど互いに持ち味を発揮する。
4Q開始直後、渡邊は右コーナーからカットするとドリュー・ユーバンクスのパスを受けてボースハンド・ダンクを叩き込む。そしてチメジー・メトゥへのアシストもマーク。残り8分41秒にベンチに下がるとお役御免に。八村も10分でベンチに下がって試合を見守ることになった。結局、渡邊は3Pシュートを2本成功させて12得点、3リバウンド、1アシストをマーク。八村は3得点、1リバウンドというスタッツだった。
試合は123-100でサンズが勝利。互いにこのゲームがプレシーズン最後の試合となり、現地10月24日にレギュラーシーズン開幕を迎える。両者は同26日にレイカーズのホームで対戦予定。両者の再戦が楽しみである。