月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2023.10.16

Bリーグは5チームが全勝、馬場雄大が故郷・富山でB復帰を果たす

馬場雄大が5季ぶりにBリーグ復帰


B1リーグは10月15日で第2節を終了。各チームが4試合を消化し、全勝は5チーム残っている。B1昇格組の長崎では新加入で男子日本代表の馬場雄大が9月15日の試合から出場。5シーズンぶりのBリーグ復帰を果たし、勝利に貢献している。

【表】2023-24B1・B2順位表(10/15終了時点)をチェック

10月5日に開幕した2023-24シーズンも第2節まで終了。各チームが4試合を消化し、いくつものアリーナでこれまでの入場者記録を打ち破る観客動員数を記録している。全勝は5チーム。内4チームは大阪、長崎、名古屋D、琉球と西地区に固まっている状況だ。一方、4連敗も5チームあり、ジョシュ・ホーキンソン、田中大貴らを補強しているSR渋谷は僅差で負ける苦しい試合が続いている。また、横浜BCは先週末、群馬に連敗。2勝2敗になったものの、昨季のMVP河村勇輝は30得点、40得点とチームを牽引。アベレージ29.5得点でリーグ1位になっている。



9月26日に長崎との契約が発表し、「今までにない自分を見せたい。新しい馬場雄大を見せたい」と語っていた馬場は10月14日、故郷での富山戦でBリーグ復帰を果たした。1Q残り5分半を切ったところでコートに入り、森川正明へのアシストをマークすると、リバウンドから持ち込んで3Pプレー。良い入りをすると、4Qでは残り5分半から入って10得点。チームの勝利に貢献した。結局、復帰戦では13得点、3リバウンド、3スティールをマークした。そして翌15日の試合では更なる活躍を見せる。2Pシュート4/4、3Pシュート1/1、フリースロー4/4と放ったシュートすべてを決めて15得点(この試合でBリーグ通算1000得点達成)。ダンクも披露してチームの開幕4連勝に貢献した。今週末、長崎はSR渋谷のホームで連戦予定。連勝を伸ばせるかはもちろん、馬場のプレーにも注目したい。


故郷・富山でBリーグ復帰を果たした馬場雄大(長崎)



そしてB2も昨日までで第2節が終了。東地区ではA千葉、西地区では神戸が全勝を守っている。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 馬場雄大 Bリーグ

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