月刊バスケットボール6月号

男子日本代表、韓国に競り勝ち3連勝。グループ1位で8強入りを決める[アジア競技大会]

チームトップの22得点を奪った今村佳太 ※事前合宿より

韓国の猛追を退けて今大会3連勝


9月30日、第19回アジア競技大会(2022/杭州)グループラウンド最終戦、AKATSUKI JAPAN男子日本代表(FIBAランク26位)は韓国(同51位)と対戦。3Qに追いつかれるとその後は決め合う展開となったが、わずかにリードを保って83-77で逃げ切り。3戦全勝、グループD1位で準々決勝進出を決めた。

【表】韓国戦戦日本チームボックススコアをチェック

スターターは、齋藤拓実、今村佳太、佐藤卓磨、赤穂雷太、川島悠翔という5人に。開始39秒、日本は川島のシュートで先取点を挙げると今村が3Pシュート2本を含む3連続得点を奪うなどで、開始約4分で13-0という好スタートを切る。そのままリードを保って1Qを23-17で終えると2Qは一進一退の展開に。43-37で後半を迎えたが、3Q韓国に11-0というランを作られて48-48と追いつかれてしまう。何とか61-53で3Qを終えたものの4Q、またも1点差まで迫られる。それでも齋藤の3Pシュート、赤穂のミドルシュートと先に先にと得点していった日本、逆転を許すことなく83-77で逃げ切り。グループD1位で準々決勝進出を決めた。

日本は、今村が22得点でチームトップ。勝負どころの4Qで3Pシュートを沈めた齋藤と赤穂が10得点をマークした。チームとしては2Pシュート成功率が52%(13/25)、3Pシュート成功率が41.5%(17/41)といずれも韓国(2P47.2%、3P39.3%)を上回るシュート精度を見せている。


日本の次戦となる準々決勝は、日本時間10月3日(火)21時開始予定。グループB2位チーム対グループA3位カザフスタン(同68位)の勝者と対戦する。

日本|23|20|18|22|83
韓国|17|20|16|24|77



■第19回アジア競技大会(2022/杭州)

期間:2023年9月23日(土)〜10月8日(日)
開催地:中国・杭州
※試合時間は現地時間(日本時間は下記に1時間プラス)

<男子日本代表試合予定>
・グループD/日本(36位)、韓国(38位)、インドネシア(85位)、カタール(89位)
[1]9/26(火)/◯95-63カタール
[2]9/28(木)/◯70-57✕インドネシア
[3]9/30(土)/◯83-77✕韓国 
10/3(火)20:00〜予定/準々決勝
10/4(水)/準決勝・5-8位決定戦
10/6(木)/決勝・3位決定戦・5-6/7-8位決定戦

<女子日本代表試合予定>※時間は現地時間(日本時間との時差は+1時間)
・グループB/日本(9位)、フィリピン(42位)、カザフスタン(64位)、香港(103位)
[1]9/27(水)/◯118-46✕香港
[2]9/29(金)/◯92-30✕カザフスタン
[3]10/1(日)17:30〜予定/vs.フィリピン
10/2(月)/準々決勝
10/3(火)/準決勝
10/5(木)/決勝・3位決定戦



<3x3男子日本代表(U23)試合予定>
[1]9/26(火)/◯19-15✕トルクメニスタン
[2]9/27(水)/◯22-13✕イラン
[3]9/28(木)/◯21-17✕韓国
[4]9/29(金)/◯22-7✕モルディブ
9/30(土)準々決勝予選/◯21-12✕マカオ
9/30(土)準々決勝20:15〜予定/vs.韓国
10/1(日)準決勝、決勝・3位決定戦

<3x3女子日本代表(U23)試合予定>
[1]9/25(月)/◯22-4✕ネパール
[2]9/27(水)/✕12-15◯チャイニーズ・タイペイ
[3]9/29(金)/◯19-7✕カザフスタン
9/30(土) 準々決勝予選/◯21-12✕香港
9/30(土)準々決勝20:15〜予定/vs.カタール
10/1(日)準決勝、決勝・3位決定戦



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 男子日本代表 Akatsuki Japan

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