Wリーグ×モルテン「ドリームボールリレー」――岩手県の子どもたちにWリーグスターが練習球を寄贈
トップリーグのスターたちが、日々の練習で使用したバスケットボールに情熱を込めて、次世代の子どもたちにプレゼント。こんな熱いプロジェクトの一環として昨年から開催されている「ドリームボールリレー」が、去る9月9日(土)に岩手県の奥州市総合体育館 Zアリーナで開催された。
「ドリームボールリレー」は、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の公式試合球を手掛けたことでも知られるスポーツメーカー、株式会社モルテン(本社:広島市西区、代表取締役社長:民秋清史)がWリーグと共同で展開しているプロジェクトのイベント。2回目の開催となった今回は、山下詩織(富士通レッドウエーブ)、ロー ヤシン(ENEOSサンフラワーズ)ら6人のWリーグスターが参加して、岩手県の小中学生27人を対象としたバスケットボールクリニックを行った。
クリニックではモルテンB+のシューティングマシンを使用し、Wリーグプレーヤーたちも一緒に練習に取り組んだ。その間にトップレベルのアドバイスを直接聞き、笑顔でハイファイブを交わすなどして親睦を深めた子どもたちは、強くインスピレーションを受けたようで、「楽しかったです! 今日教わったことを活かして、もっとうまくなってプロのバスケットボール選手になりたいです」といった意欲的な声が聞かれた。
Wリーグのスターたちは、イベント終了後に子どもたちに、これまで練習で使ってきた情熱のボール42球を寄贈。奥州市バスケットボール協会の高橋利徳理事長も、「このような機会をいただくことで子どもたちも明確な目標ができたり、刺激になったのではないでしょうか。ミニバスの子たちも中学校から使用する6号球をもらうことで、今後もバスケットボールを続けるモチベーションにつながるのではないかと思います。貴重な機会をありがとうございました」と手応えを語りながら、感謝の思いを表していた。