月刊バスケットボール10月号

女子日本代表、ホンコン・チャイナに72点差の大勝で好発進 [アジア競技大会]

17点10リバウンドをマークした髙田(※強化試合デンマーク戦より)

大会初戦に快勝した女子日本代表


9月27日、AKATSUKI JAPAN女子日本代表(FIBAランク9位)は第19回アジア競技大会(2022/杭州)グループラウンド初戦でホンコン・チャイナ(同105位)と対戦。終始ペースを握り続けて118-46で大勝した。

【表】アジア競技大会(2022/杭州)男女代表&3x3男女代表を見る

スターターになったのは宮崎早織、林咲希、星杏璃、髙田真希、オコエ桃仁花。開始からディフェンスでプレッシャーを掛けていくと、宮崎が速い展開からパスを供給。林、髙田、星、オコエが得点につなげていく。中盤以降、恩塚亨HCが出場時間を与えて成長の機会にしたいと言っていた朝比奈あずさに加えて、本橋菜子、東藤なな子、平下愛佳、川井麻衣と次々と投入。32-12と20点差って1Qを終えた。続く2Q、ホンコン・チャイナは#21リーを中心に積極的にドライブを仕掛けて得点につなげる。日本はこのクォーターなかなか3Pシュートを放たなかったが、残り5分から本橋、星が連続成功。これで得点を50点台に乗せるとクォーター後半はターンオーバーを連続して引き出して追加点。71-28としてハーフタイムを迎えた。日本は2Pシュートが22/28(78.6%)、3Pシュート7/19(36.8%)と高い成功率でシュートを決めている。


3Q日本は開始5分弱、無得点。なかなかいい形でシュートが打てなかったが、星の3Pシュートでクォーター初得点を奪うと、朝比奈が連続得点。最年少の薮未奈海も連続スティールを見せると、平下、本橋が連続3Pシュートを決めるなど流れが良くなる。そして3Q終了時点で100-36と大台に乗せる。4Qに入っても攻防で主導権を握り続けた日本は118-46と大差を付けて勝利した。

日本は髙田、朝比奈がチームトップの17得点(髙田は10リバウンドでダブルダブル)。星が16得点、平下が14得点、東藤が13得点、本橋が10得点と6人が2桁得点を記録。チームとしては2Pシュートが64.7% (33/51)、3Pシュートが39.5%(15/38)といずれも高い成功率を残した。また15スティールを奪い、ホンコン・チャイナから29ターンオーバーを引き出している。女子日本代表の第2戦は9月29日、14:30開始予定でカザフスタン(同70位)と対戦する。


■第19回アジア競技大会(2022/杭州)

期間:2023年9月23日(土)〜10月8日(日)
開催地:中国・杭州
※下記時間は現地時間(時差は-1時間)

<男子日本代表試合予定>
・グループD/日本(36位)、韓国(38位)、インドネシア(85位)、カタール(89位)
[1]9/26(火)/◯95-63✕カタール
[2]9/28(木)13:30〜予定/vs.インドネシア
[3]9/30(土)11:00〜予定/vs.韓国 
10/2(月)/準々決勝予選
10/3(火)/準々決勝
10/4(水)/準決勝・5-8位決定戦
10/6(木)/決勝・3位決定戦・5-6/7-8位決定戦

<女子日本代表試合予定>
・グループB/日本(9位)、フィリピン(42位)、カザフスタン(64位)、香港(103位)
[1]9/27(水)17:30〜予定/◯118-46✕ホンコン・チャイナ
[2]9/29(金)13:30〜予定/vs.カザフスタン
[3]10/1(日)17:30〜予定/vs.フィリピン
10/2(月)/準々決勝
10/3(火)/準決勝
10/5(木)/決勝・3位決定戦



<3x3男子日本代表(U23)試合予定>
[1]9/26(火)18:40〜予定/◯19-15✕トルクメニスタン
[2]9/27(水)13:25〜予定/◯22-13✕イラン
[3]9/28(木)17:25〜予定/vs.韓国
[4]9/29(金)16:45〜予定/vs.モルディブ
9/30(土)グループ2位×3位(A)、準々決勝[グループ1位対(A)勝者]
10/1(日)準決勝、決勝・3位決定戦

<3x3女子日本代表(U23)試合予定>
[1]9/25(月)14:15〜予定/◯22-4✕ネパール
[2]9/27(水)13:50〜予定/✕12-15◯チャイニーズ・タイペイ
[3]9/29(金)19:00〜予定/vs.カザフスタン
9/30(土)グループ2位×3位(A)、準々決勝[グループ1位対(A)勝者]
10/1(日)準決勝、決勝・3位決定戦


[関連]🌺W杯バスケ公式オンラインショップ🏀

[関連]W杯バスケ 公式ガイドブック発売中❣❣






文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

PICK UP