月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2023.09.27

Bリーグが全選手ミーティングを実施、日本代表・井上宗一郎「さらに盛り上げていきたい」

全選手ミーティングの様子

新シーズンに向けて全選手で意思を統一


9月27日、Bリーグは「B.LEAGUE 2023-24 シーズン 全選手ミーティング」をオンラインで実施。日本代表選手でFIBAワールドカップ2023での五輪出場権獲得した貢献した井上宗一郎(越谷)は「バスケ界が今までよりも注目されていることが再認識できました。さらに盛り上げていきたいと思います」と新シーズンに向けて語った。

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全選手ミーティングは、FIBAワールドカップ 2023 を経て、これまで以上に注目されるシーズンをリーグ、クラブ、選手が団結して迎えるための場。メディアに公開された時間帯では、島田慎二チェアマンがW杯カーボベルデ戦でのテレビ視聴率が2023年の全番組で最高になったことやテレビ露出の大幅増加などの事例を紹介。注目を受けた中、リーグ開幕を迎えられる千載一遇のチャンスと伝えると、「選手個々の認知度も高くなっている。今一度意識を高く保ち、ケガのない素晴らしいシーズンを過ごしていただきたい。今シーズンもよろしくお願いします」と選手たちにメッセージを送った。



ミーティング後、取材に応じた選手会長の田渡凌(福島)は今までにないほど声をかけられるし、あちこちでバスケの話を聞くようになっていると盛り上がりを感じていると語ると、「我々はさまざまなスポンサーやファンがいてプロとして成り立っています。またB革新ということではリーグ側が積極的に選手会とコミュニケーションを取ってくれていて、選手の声をしっかり反映できるようにしたいですし、選手会長としてさらに頑張っていきたいです。身を引き締めて、見られている意識をもって新シーズンに臨みたいと思います」とファンとの交流にも力を入れて盛り上げていきたいとコメント。

同様にワールドカップの影響を感じているという井上は「プロとしてはまだ2年目で未熟ですが、越谷はコート外でのアクションを積極的に行っています。ファンとの交流はもちろんですが、スポーツ選手として夢を与えたい。子供との交流も行って、いい影響を及ぼしたいと思います」と子どもたちにも影響を与えたいという思いを言葉にした。



2023-24シーズンは、B1、B2共に10月5日が開幕日。B1 では昇格を果たした佐賀と前年王者・琉球の対戦が、B2では静岡と西宮の一戦が先に行われ、B1は10月7日から、B2は10月6日から順次試合が消化する予定になっている。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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