男子日本代表が白星発進、15本の3Pを決めてカタールに勝利[アジア競技大会]
※事前合宿より
大会初戦に勝利
9月26日、AKATSUKI JAPAN男子日本代表は第19回アジア競技大会(2022/杭州)グループラウンド初戦となるカタール戦に95-63で勝利した。
【表】カタール戦日本チームボックススコアをチェック
FIBAワールドカップ2023から約半月、トム・ホーバスHCの下でアシスタントコーチを務めていたコーリー・ゲインズがHCとなってのアジア競技大会。メンバーにW杯組はなし(当初、川真田紘也[滋賀]が入ったものの、右手第4中手骨骨折により離脱)。それでもゲインズHCは、パリ五輪に向けてのアピールの場と語り、「W杯も通して積み上げてきた下地に対して、パリ五輪という次のステージに向けてどんな積み上げができるか。W杯からさらにレベルを高めるために何ができるのか、新しいことも少し試して結果をホーバスHCに伝えたい」と新たなことを試みると語っていた。
スターターとなったのは、PG齋藤拓実、SG今村佳太、SF赤穂雷太、PF平岩玄、PF川島悠翔という5名。日本は赤穂の3Pシュートで先取点を奪うと、今村が3Pシュート3本を含む4本のシュートすべてを成功させるなど良いスタートを決って33-13と1Qだけで20点リードを奪う。前半終了時点で56-34。2Pシュートが6/9(66.6%)、3Pシュートが12/27(44.4%)とアウトサイドから積極的にシュートを放って高確率で成功させると、後半も着実にリードを広げていくと95-63で勝利をものにした。
チームトップの22得点をマークしたのは寺嶋良。次いで今村が17得点、細川一樹が15得点、赤穂が13得点を記録。出場時間中の得失点を表す+/-では18歳の川島が24でトップ、次いで市川が23、寺嶋が22となっている。チームとしては2Pシュート成功率が55.2%(16/29)、3Pシュート成功率が36.6%(15/41)、リバウンドは相手より42(カタールは38)、スティールは16(同5)、ターンオーバーは13(同24)だった。
アジア競技大会は、4年に一度行われるアジア最大規模のスポーツの祭典。本来は昨年開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていた。男子日本代表の第2戦は明日9月28日、日本時間14時半開始予定でインドネシアと対戦する。
■チーム/1Q/2Q/3Q/4Q/合計
日本/33/23/18/21/95
カタール/13/21/7/22/63
■第19回アジア競技大会(2022/杭州)
期間:2023年9月23日(土)〜10月8日(日)開催地:中国・杭州
※試合時間は現地時間(日本時間は下記に1時間プラス)
<男子日本代表試合予定>
・グループD/日本(36位)、韓国(38位)、インドネシア(85位)、カタール(89位)
[1]9/26(火)/◯95-63カタール
[2]9/28(木)13:30〜予定/vs.インドネシア
[3]9/30(土)11:00〜予定/vs.韓国
10/2(月)/準々決勝予選
10/3(火)/準々決勝
10/4(水)/準決勝・5-8位決定戦
10/6(木)/決勝・3位決定戦・5-6/7-8位決定戦
<女子日本代表試合予定>※時間は現地時間(日本時間との時差は+1時間)
・グループB/日本(9位)、フィリピン(42位)、カザフスタン(64位)、香港(103位)
[1]9/27(水)17:30〜予定/vs.香港
[2]9/29(金)13:30〜予定/vs.カザフスタン
[3]10/1(日)17:30〜予定/vs.フィリピン
10/2(月)/準々決勝
10/3(火)/準決勝
10/5(木)/決勝・3位決定戦
<3x3男子日本代表(U23)試合予定>
[1]9/26(火)18:40〜予定/vs.トルクメニスタン
[2]9/27(水)13:25〜予定/vs.イラン
[3]9/28(木)17:25〜予定/vs.韓国
[4]9/29(金)16:45〜予定/vs.モルディブ
9/30(土)グループ2位×3位(A)、準々決勝[グループ1位対(A)勝者]
10/1(日)準決勝、決勝・3位決定戦
<3x3女子日本代表(U23)試合予定>
[1]9/25(月)14:15〜予定/vs.ネパール
[2]9/27(水)13:50〜予定/vs.チャイニーズ・タイペイ
[3]9/29(金)19:00〜予定/vs.カザフスタン
9/30(土)グループ2位×3位(A)、準々決勝[グループ1位対(A)勝者]
10/1(日)準決勝、決勝・3位決定戦
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)