月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2023.09.26

「Jr.NBA Clinic Powered by B.LEAGUE」の第一弾を開催、カイ・ソット「バスケだけでなく、⼈⽣での成功につながる」

バロッカ氏(写真左)とカイ・ソット選手(写真中央)

9〜15歳の少年少女約400人が参加


NBAとBリーグは「Jr.NBA Clinic Powered by B.LEAGUE」を2023-24シーズンも継続して開催する。第一弾となった9月は九州・中国エリアの4箇所で開催。9〜15歳の少年少女約400人が参加した。

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「Jr.NBA Clinic Powered by B.LEAGUE」は、2023年1⽉からスタート。⽇本の選⼿とコーチを対象として、草の根レベルでバスケットボールの基本的なスキルとコアバリューを教えることにより、選⼿、コーチ、保護者の⻘少年バスケ体験の成⻑と向上を⽀援するものである。今回は9月11日に長崎、13日に佐賀、15日に福岡、17日に広島で行われ、プログラムを推進するカルロス・バロッカ氏(NBAアジアバスケットボールオペレーション バイス・プレジデント)を中心に、キッズクリニック、コーチクリニック、保護者向けのセッションを行った。



そのバロッカ氏は「我々のJr.NBAプログラムは、⼦どもたち、保護者、コーチたちに、コート内外でポジティブな影響を与え続け
ています。 Bリーグとともに、⽇本のバスケットボールの発展に尽⼒し、今後全国で開催されるクリニックに、より多くの⻘少年が参加することを楽しみにしています」と今後も続くプログラムが楽しみだと感想を語っている。

広島会場でサプライズ登場したのは、ドラゴンフライズのカイ・ソット。ジュニア時代に同プログラムに参加したことがあるという彼は「Jr.NBA は、私のバスケットボールキャリアのスタートを後押ししてくれた活動だと思っています。この活動に参加できて、とても光栄です。若い選⼿たちがプレーしているときの笑顔を⾒るのは、とても気分がよかったです。私も10 年くらい前は、同世代の知らない⼦たちとバスケットボールを楽しんでいました。良い姿勢で学び続けることがバスケットボールだけでなく、⼈⽣での成功につながると思います」と同プログラムでの学びは人生での成功にもつながりうると強調した。

「Jr.NBA Clinic Powered by B.LEAGUE」は今後、東北、関東、東海・関西エリアでクリニックを展開予定である。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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