月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2023.08.30

群馬がキャプテンを発表、ジョーンズと並里成に決定

ジョーンズ、並里成がキャプテンに決定


8月29日、群馬クレインサンダーズはトレイ・ジョーンズ選手と並里成選手が2023‐24シーズンのキャプテンに決定したと発表した。副キャプテンには野本健吾選手が決定した。ジョーンズ選手は昨シーズン、副キャプテンとしてチームを牽引していた。

アメリカ合衆国出身のジョーンズ選手は196cm、96㎏という体格を活かし、リーグトップクラスの得点力でチームの勝利に貢献してきた。2018‐19のワールドカップ予選にはアメリカ代表として出場し、2020年から群馬クレインサンダーズに所属。ポジションはスモールフォワード。
ジョーンズ選手はチームを通じて「チームにとっても、僕にとっても新たな挑戦である」と今シーズンのへの期待を語っている。


沖縄県出身の並里選手は172cm、72㎏と小柄な体型ながらスラムダンク奨学金の第一期生としてアメリカでバスケの技術を学び、帰国後は琉球ゴールデンキングス、大阪エヴェッサ、志賀レイクスターズで過ごした。2016年には日本代表候補重点強化選手にも選出され、2022年から群馬クレインサンダーズに所属。ポジションはポイントガード。
並里選手はチームを通じて「メンバーをまとめて、みんなで同じ方向を向いていけるように頑張る」と新キャプテンとしての抱負を語っている。

副キャプテンとなった野本選手は兵庫県出身。201cm、101㎏という高身長を活かしてディフェンスなどの場面でも活躍。昨シーズンではキャプテンを務め、チームをまとめた。2022年のW杯に出場し、2021年から群馬クレインサンダーズに所属。ポジションはポイントフォワード。

群馬クレインサンダーズは昨シーズンのBリーグでB1東地区の8チーム中5位、29勝31敗という戦績を残した。昨シーズンでは上位2チームが進むことのできるチャンピオンシップに進出することはできなかったが、今シーズンでは新体制の始動による更なる飛躍を期待したい。




[キャプテン#4 トレイ・ジョーンズ選手コメント全文]
今シーズン、キャプテンになることができて嬉しいです。スタッフ、選手が信用してくれたことも嬉しく思いますが、挑戦でもあると思っています。チーム全体をリードし、今より更に発言力のあるチームになり、CSに出場に貢献していいシーズンを送れるようにします。チームにとっても、僕にとって新たな挑戦であるので、優勝できるように頑張ります。




[キャプテン#16 並里成選手コメント全文]
今シーズンは、トレイと共にダブルキャプテンを務めることになりました。今シーズン、新たなメンバーも加わり、さらにレベルアップしていくと思います。そのメンバーをまとめて、みんなで同じ方向を向いていけるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。





[副キャプテン#11 野本健吾選手コメント全文]
今シーズン副キャプテンを務めることになりました、野本健吾です。チームの目標として、チャンピオンシップに出場して優勝できるように、まずは自分ができることをやっていきたいと思います。そして、チームにいいところを還元できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

文=早瀬 晴

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