月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2023.08.17

試合も演出も存分に楽しむ! 驚きの入場シーンもあった「SHOWDOWN」2日目

試合も演出も存分に楽しむ選手たち!


茨城県・かみす防災アリーナで開催中のJapan Jr. BB Festival「SHOWDOWN」は8月16日の2日目を迎え、交流戦を含めての25試合に加えて各チームから選出されて行われるオールスターゲームを行った。「SHOWDOWN」は一般社団法人 LEOVISTA BASKETBALL CLUBが主催するジュニア世代日本最大級と銘打つバスケットボールの祭典。DJが流す音楽やMCによる進行、きらびやかなライティングなど豪華演出が特徴で、「脳裏に焼き付く最高の思い出を」というキャッチフレーズを実現したものになっている。





見せ場となる選手の入場シーンは、チームカラーが現れるタイミングとなる。みんなでペンライトを持って現れたり、同じポーズをして入ってきたりなど目立とうとしたりする一方で、あえて普通に入ってくる選手もいる。とりわけ注目を浴びたのは、この日のために用意した仮装グッズをまとって入場してくるチームだ。
女子・H4H U14(千葉)の選手たちは、なんとさまざまなカラーのアフロパーマのかつらを被って登場。話を聞くと、保護者がチーム分を用意してくれて全員で被ったとのこと。「SHOWDOWN」を楽しもうと保護者も乗り気なわけだ。保護者といえば男子・Eagle Nest S’’tage U14チームは驚きの、おもしろい入場シーンを見せてくれた。選手の入場とともに現れたのはお父さんとご家族。同じユニフォームや仮装をまとって登場し、会場を沸かせたのだ。ちなみにEagle Nest S’’tageには、恐竜のきぐるみというマスコット!? もベンチに座わり、選手を鼓舞していた。やるならば本気で楽しもう! 楽しんでほしいという思いなのだろう。






元々“コロナ禍でプレーする場を失った小中学生に、華やかな舞台を用意したい”という思いがあって開催に至ったのが「SHOWDOWN」。選手たちが思い思いの形で楽しむというのは、思いがかなった形とも言える。
昨年と今年の開催で大きな違いとなっているのが、声出し応援も始まったこと。各チーム思い思いの応援をすることで、より盛り上がるものなっていることはまちがいない。昨年の立ち上げから参加している“日本初のBリーガーYouTuber”アオキックスさんも「声を出しての応援ができるようになったことで、各チーム共に雰囲気作りがうまくなったなと感じます。元々持っていたものが出しやすくなったというのもあるのでしょうね。またチームになくてはならない声を出して盛り上げる選手も存在感を増しているなと感じています」と語ってくれた。
ついに最終日を迎える「SHOWDOWN」。各チーム、そして選手たちはどんなシーンが生まれるのかに注目したい。
※出場チーム名鑑は8月25日発売月刊バスケットボール10月号にて掲載予定。レポートは9月25日発売11月号の掲載予定



MCと共に表彰式で選手たちに語り掛けるアオキックスさん(写真左)


写真:山岡邦彦、石塚康隆(共に月刊バスケットボール)

タグ: SHOWDOWN

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