月刊バスケットボール6月号

FIBA

2023.08.08

豪代表が3選手カットで15選手に絞る、強化試合のあと来日へ

15人中10人がNBA選手というオーストラリア


FIBAワールドカップ2023に出場するオーストラリアは8月6日、代表メンバーを18名から15名に絞ったとバスケットボール・オーストラリアが発表した。日本は8月29日の1次ラウンド第3戦でオーストラリアと対戦する。

【表】オーストラリアW杯バスケ代表(15選手)ロスターをチェック


オーストラリア代表ことブーマーズは7月下旬にケアンズでトレーニングキャンプを開始。8月9日からメルボルンに移動となるが、そこに向けてサム・フローリング(イラワラ・ホークス、元北海道)、ソン・メイカー(福建省スタージャンズ)、キアヌ・ピンダー(パース・ワイルドキャッツ)が離脱となると発表した。ロスターに残るのはゼイビア・クックス(ウィザーズ)、ダイソン・ダニエルズ(ペリカンズ)、マシュー・デラベドバ(メルボルン)、ダンテ・エグザム(マーベリックス)、ジョッシュ・ギディー(サンダー)、クリス・ゴールディング(パリ)、ジョッシュ・グリーン(マーベリックス)、ジョー・イングルス(バックス)、ニック・ケイ(日本/島根)、ジョック・ランデール(サンズ)、ウィル・マクダウェル・ホワイト(ニュージーランド/ブレイカーズ)、パティ・ミルズ(ホークス)、デュオプ・リース(ベイルート)、マティース・サイブル(ブレイザーズ)、ジャック・ホワイト(ナゲッツ)の15名となる。
ブライアン・ゴージャンヘッドコーチは「才能に溢れたエリート選手ばかりで選ぶのは困難だ。全員を沖縄に連れていきたいが、許されるのは12人のみ。ここまでのサム、ソン、キアヌの貢献には最大限の敬意を表する。皆、このプロセスを尊重し、私たちが何を達成するためにここにいるのかを理解してキャンプに参加してくれている」とコメントを発表している。

オーストラリア代表はこのあとメルボルンのロッド・レーバー・アリーナで行われる強化試合でベネズエラ(8月14日)、ブラジル(8月16日)、南スーダン(8月17日)と対戦。その後、来日し8月20日に有明アリーナでフランスと強化試合を行って沖縄入りする予定となっている。




文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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