月刊バスケットボール6月号

【北海道インターハイ2023】7/30男女決勝予定“日本一はどちらのチームに!?”

いよいよ夏の日本一を決める決勝に!


7月30日、「令和5年度 全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(北海道インターハイ2023)」最終日、男女決勝が行われる。


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いよいよ大会最終日、男子53校、女子51校が参加しての北海道インターハイ2023もあと2試合となった。10時開始予定で行われるのは女子決勝。東海女王・桜花学園(愛知県)と昨年2冠の京都精華学園(京都府)が激突する。

昨年は3回戦で対戦。接戦となったが65-63で京都精華学園が勝利してそのまま優勝となった。2021年大会では準決勝で対戦となり、桜花学園が66-63で勝利している。連覇を目指す京都精華学園は#4堀内桜花、#5八木悠香、#15ディマロ・ジェシカなど優勝の味を知るメンバーが多く残っていることが強み。勝負どころでギアを上げるなど、試合巧者らしい戦い方で今大会を勝ち上がってきている。そして勝利となれば2年ぶりのタイトルとなる桜花学園も、#4田中こころ、#5黒川心音、#8福王伶奈をはじめ選手たちのポテンシャルは高い。気になるのは今大会に入ってコンディションの問題があること。今年は「チーム力」を合言葉にチームを作り上げてきたという。今こそその力を発揮する時である。京都精華学園が勝利すれば2年連続2回目の優勝、桜花学園が勝利すれば2年ぶり26回目の優勝となる。



そして1150分開始予定で行われるのが関東王者・日本航空(山梨県)対近畿王者の東山(京都府)の男子決勝。日本航空は準決勝でウインターカップ王者の開志国際(新潟県)を破って、東山は前回覇者の福岡第一(福岡県)を破って決勝に勝ち上がってきた。

日本航空の最大の強みは、200cmのセンター、#23オルワペルミ・ジェラマイア。今大会27.0得点、29.0リバウンド、5.0ブロックというアベレージを残してインサイドを支配している。準決勝では4Q序盤で4ファウルになったものの、マネージしつつ効果的なプレーも披露するなどクレバーな一面も見せた。その#23ジェラマイアがいるからこそ、#30大道一歩、#1藤野仁喜、#7青木王哉、#9福岡恭輔らも生きるだけに、東山がどう攻略するかは見ものだ。

その東山は3年生の#4佐藤友、2年生の#5瀬川琉久、1年生の#13佐藤凪と非凡なスコアラー3人を抱えていることが何よりの強みである。準決勝でも見られたように3人が好調となったら対戦相手はなすすべがなくなる。誰かを抑えたとしても、残る2人のどちらかがステップアップして活躍を見せる。対戦相手にとっては頭の痛いビッグ3である。ちなみに#5瀬川は中学時代、本山南中で全中優勝、クラブチームのゴッドドアでJr.ウインターカップ優勝を経験している。頂点に立つチームを知っているというのは大きな強みとなりそうだ。どちらが勝っても初優勝。果たして、どちらが日本一となるだろうか?

以下が最終日の試合予定である。




【北海道インターハイ2023/大会最終日7月30日(日)試合予定】

<会場>Mコート/北海きたえーる (北海道立総合体育センター)

【第1試合/10:00〜】<女子決勝>

桜花学園(愛知県)×京都精華学園(京都府)

 

【第2試合/11:50〜】<男子決勝>

日本航空(山梨県)×東山(京都府)


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