月刊バスケットボール6月号

【北海道インターハイ2023】7/29男女準決勝予定“決勝進出はどのチームに!?”

いよいよメインコートでの戦いに!


7月29日、「令和5年度 全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(北海道インターハイ2023)」5日目、男女準決勝が行われ、決勝進出チームが決まる。



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大会5日目となり、いよいよメインコートでの戦いに。10時から女子2試合、男子2試合の予定で準決勝が行われる。

1試合(10時開始予定)は近畿女王・大阪薫英女学院(大阪府[1])と東海女王・桜花学園(愛知県)の戦いに。インターハイでは2年連続準優勝となっている大阪薫英女学院、今年のチームはコミュニケーション意識が高く、試合の中でも修正できるという強みを持つ。準々決勝の聖和学園(宮城)戦ではリードされながら逆転して勝利をもぎ取った。昨季は夏冬共にベスト16に終わった桜花学園は、同じように「チーム力」を合言葉にチームを作り上げてきたという。どちらのチーム力が勝るだろうか。

 

続く第2試合(1150分開始予定)は、昨年2冠の京都精華学園(京都府)札幌山の手(北海道[1])というウインターカップ決勝の再戦となった。#4堀内桜花、#5八木悠香、#15ディマロ・ジェシカなど優勝の味を知るメンバーが多く残っている京都精華学園は堅いディフェンスを軸とするチーム。得点力を武器とする札幌山の手との対決は見ごたえあるものとなるだろう。札幌山の手としては、ウインターカップのリベンジを果たす絶好の機会。再戦にモチベーションも高くなっているはずだ。

 

続く男子2試合、第3試合(1340分開始予定)では、ウインターカップ覇者で北信越王者の開志国際(新潟県)と関東王者・日本航空(山梨県)が対戦。第4試合(1530分開始予定)では近畿王者の東山(京都府)と昨年のチャンピオンにして九州王者の福岡第一(福岡県)が対戦する。

新チームになってから負けなしという開志国際は、2年生エース#13平良宗龍、#14ネブフィ ケルビン シェミリーを中心とした爆発力あるオフェンスが武器である。一方、日本航空には今大会29.0得点、29.0リバウンドとインサイドを支配する#23オルワペルミ・ジェラマイアがいる。今大会31.1%という成功率になっている開志国際の3Pシュートの出来がキーポイントとなりそうだ。

 

続いて行われるのが東山と昨年の王者・福岡第一の試合。東山は3年生の#4佐藤友、2年生の#5瀬川琉久、1年生の#13佐藤凪と各学年にスコアラーをそろえている。準々決勝で対決した昨年夏冬3位の藤枝明誠(静岡)戦では、まさにその3人が持ち味を発揮しての勝利となった。#5瀬川は中学時代、本山南中で全中優勝、クラブチームのゴッドドアでJr.ウインターカップ優勝と勝つチームを知っている存在である。

福岡第一は、3回戦の桜丘(愛知[2])戦でこそ71-68と僅差での勝利となったが、準決勝の仙台大明成(宮城)戦は90-63と快勝。#17崎濱秀斗をはじめ、2桁得点できる能力がある選手が5人、6人といるチームだけに、ディフェンスは的が絞りにくい。#17崎濱といえば、開志国際との前回大会決勝で残り5秒、逆転3Pシュートを決めて優勝を引き寄せたというクラッチプレーヤーでもある。終盤まで競った展開となるならば、その才能が発揮されるかもしれない。いずれにせよ、楽しみな対戦となる。

 

以下が本日の試合予定である。


【北海道インターハイ2023/大会5日目7月29日(土)試合予定】

<会場>A〜E・Mコート/北海きたえーる (北海道立総合体育センター)

【第1試合/10:00〜】<女子>

大阪薫英女学院(大阪府[1])×桜花学園(愛知県)

 

【第2試合/11:50〜】<女子>

京都精華学園(京都府)×札幌山の手(北海道[1])

 

【第3試合/13:40〜】<男子>

開志国際(新潟県)×日本航空(山梨県)

 

【第4試合/15:30〜】<男子>

東山(京都府)×福岡第一(福岡県)


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