月刊バスケットボール6月号

関東王者・日本航空が4強進出! ウインターカップ王者・開志国際との準決勝へ【北海道インターハイ2023】

#23ジェラマイアがまたもインサイドを支配、写真/堀内涼(月刊バスケットボール)

日本航空ジェラマイアがまたもインサイドを支配


7月28日、北海道インターハイ2023男子準々決勝で関東王者の日本航空(山梨県)と報徳学園(兵庫県)が対戦。試合開始から日本航空は#23オルワペルミ・ジェラマイアがインサイドを支配してリードを作ると流れを渡さず。79-60で勝利して、明日の準決勝にコマを進めた。


「北海道インターハイ2023 特設ペーはこちら

【写真10点】日本航空×報徳学園フォトギャラリーをチェック

日本航空は初戦となる2回戦・東海大付諏訪(長野)に75-69で、3回戦・北陸学園(石川)に102-67で勝利してベスト8へ。報徳学園は1回戦・実践学園(東京[2])に74-61、2回戦・東北王者の福島東陵(福島)に67-59、3回戦・岡山商科大付(岡山)に71-54と勝ち上がってきている。

日本航空は2試合で31.5得点、30.5リバウンドというスタッツを残しているジェラマイアが試合開始からインサイドで得点。さらに#1藤野仁喜も距離のあるシュートを沈めていく。一方、報徳学園はキャプテン#8森脩平のフックシュート、#13星原甲治の3Pシュート、#7森本虎志のロング2Pなどでという得点。確率の良さで勝る日本航空がまずはリードを握る。クォーター終盤、オープンでパスを受けた#21福本有都が左コーナーから3Pシュート。点差を詰めるが、日本航空は#58中西哲太が3Pシュートを連発。29-15として1Qを終えた。



報徳学園#7森本 虎志


報徳学園は2Q、#21福本有都が3Pプレー、#74美川祐亮が3Pシュートで得点。しかし、日本航空は#23ジェラマイアのダンクにスピードを生かした#30大道一歩のレイアップなど2Pシュートを確率よく決めていき、リードを少しずつ広げ、48-30としてハーフタイムを迎えた。#23ジェラマイアは前半だけで19得点、20リバウンドをマークしている。

後半、報徳学園は#23ジェラマイアに対してボールが入ったらダブルチームを仕掛ける。しかしターンオーバーはなかなか引き出せない。日本航空は#1藤野、#7青木王哉らが追加点を奪っていくと、残り6分、#23ジェラマイアがインサイドで決めて57-36とする。日本航空は残り6分から失点を2に抑えて67-38で3Qを終えた。



日本航空#1藤野 仁喜


4Q、報徳学園は#10大澤一輝、#21福本有都のシュートで追加点。さらに好守からのオフェンスで#2宮薗遼、#97井藤が3Pシュートを決めるなどで得点。点差を縮めたものの、日本航空がリードを守って勝利した。明日の準決勝(13時40分開始予定)では、ウインターカップ覇者で北信越王者である開志国際(新潟県)と対戦する。

日本航空は#23ジェラマイアが24得点、26リバウンド。#58中西哲太が14得点、#30大道が13得点、#1藤野が12得点。報徳学園は#97井藤が15得点、#10大澤が10得点をマークしている。





 [注目チーム・注目選手、出場選手名鑑掲載!]
\インターハイ特集/月バス9月号ご購入こちらから
https://shop.nbp.ne.jp/shopdetail/000000002252/

写真/堀内涼(月刊バスケットボール)

タグ: 北海道インターハイ2023

PICK UP

RELATED