月刊バスケットボール6月号

平良が3P3連発!冬の王者・開志国際が優勝に向けて好発進【北海道インターハイ2023】

優勝候補・開志国際が快勝で16強入り


7月26日、北海道インターハイ2023大会2日目男子 2回戦でウインターカップ王者の開志国際(新潟県)と広島皆実(広島県)が対戦。立ち上がり、広島皆実が流れを掴みかけたものの、新チームになってから負けなしというウインターカップ覇者・開志国際が2Q、3Qと圧巻のゲームを展開して101-88で勝利。明日の3回戦では延岡学園(宮崎)と対戦する。



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広島皆実は#4小田悠人のフリースローで先取点。#4小田はさらに3本のジャンパーを決めると、3Pシュートも飛び出すなど序盤からオフェンスが好調。一方、開志国際はディフェンスに戸惑ってシュートが決まらず。それでも#14ネブフィ ケルビン シェミリーがインサイドで得点すると、#5中島遙希もフリースローを決めて大量リードを許さない。残り5分で16-11、まずは広島皆実がわずかにリードする。





早い展開で攻めようとする開志国際だが、広島皆実は簡単にフィニッシュさせない。それでも開志国際は#13平良宗龍、#5中島とフリースローで得点を重ねる。広島皆実は得意とする素早いパス回しからシュートを放つが決まらず。すると開志国際がクォーター終盤に流れを掴む。#12千保銀河がジャンパー、レイアップと連続得点。さらに#13平良、#14シェミリーも決めて27-20として1Qを終えた。

2Q、開始国際は#11清水脩真、#14シェミリーがジャンプシュート、#13平良が早い展開からレイアップと徐々にフィニッシュの精度が高くなり、残り7分半でリードを2桁に広げる。武器とする3Pシュートが決まらずに苦しむ広島皆実は、#8中村英司、#5広瀬琉星がゴールにアタックして得点につなげる。
クォーター中盤、開志国際#13平良はなんと3Pシュート3連発を披露 (3本目はディープ3P)。さらに#6フリッシュ ニコラス聖がポストプレーから連続得点。一気にリードを広げ、53-36でハーフタイムを迎えた。



開志国際#11清水 脩真


3Q勢いに乗る開志国際は、次々と得点を重ねていき、残り6分弱で70-39とする。広島皆実は#4小田、#5広瀬がゴールにアタックして得点。するとついに3Pシュートが成功する。残り4分強、#13平田成、#8中村と連続して決めて、反撃開始となるかと思われたが、エンジンがかかった相手を止められず。開志国際の84-54で3Qを終えた。

大量リードを奪われた広島皆実だが、4Qに入っても集中を切らさない。好ディフェンスから速攻を決めると3Pシュートも飛び出すなど、ここに来てやりたいバスケを表現。大差を約1/3にまで縮めて見せ場を作ったものの、開志国際が大会初戦となる2回戦に勝利。明日の3回戦では光泉カトリック(滋賀)に大差で勝利した延岡学園(宮崎)と対戦する。

スタッツを見ると、開志国際#14ネブフィ ケルビン シェミリーが両チームトップの32得点(14リバウンド)をマーク。#13平良は3Pシュート4本を決めて25得点、#11千保が11得点、#5中島が10得点と4人が2桁得点をマーク。広島皆実は#5広瀬が22得点でチームトップ。#8中村が20得点、#4小田が19得点、#7齋藤拓真が16得点、# 13平田成が11得点をマークしている。



広島皆実#8中村 英司


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写真/中村麻衣子(月刊バスケットボール)

タグ: 北海道インターハイ2023

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