月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2023.07.18

ダンカンが現役引退を発表「経験したすべての機会に感謝している」

千葉J、琉球で優勝に貢献したダンカンが引退を発表


昨季、琉球初優勝に貢献したジョシュ・ダンカンが7月18日、自身のSNSで現役引退を発表。メッセージの中でダンカンは「経験したすべての機会に感謝している」と綴っている。

【SNS】ダンカンが引退を発表した投稿を見る

ダンカンは自身のインスタグラムに英語で「この15年間は、一生感謝し続ける素晴らしい旅だった。世界中を旅し、素晴らしい人間関係を築き、子供たちを異文化の中で育てることができた。山あり谷あり、犠牲と努力のすべてが、今の私を形成しているし、経験したすべての機会に感謝している。

しかし、私はプロバスケットボール選手から引退することを決めた。高いレベルでのプレーができなくなることはとても寂しいけど、その時が来たとわかっている。妻と子供たちの犠牲と愛情に感謝したい。彼らが私のキャリアの成功に大きな役割を果たしたことは言うまでもない。私はチャンピオンとして、健康なまま歩んでいく。神をたたえよ! 家族と一緒に落ち着き、未来に何が待っているのか見るのが楽しみだ。"完全にEになるのではなく、あと2、3個残っていてもいいんだ"-アンドレ・ワード」と綴っている。

そのダンカンの投稿に対して、千葉Jでチームメイトだった富樫勇樹(千葉J)、田口成浩(秋田)、沖縄でチームメイトだったジャック・クーリー(沖縄)、コー・フリッピン(群馬)といった選手仲間から、現役引退を惜しみ、キャリアをたたえる投稿が続々と届いているようだ。

1986年生まれ、現在37歳のダンカンは、NCAA1部アトランティック10のゼイビア大で4シーズンプレーしたのち、フランス、ベルギー、イスラエル、ドイツ、トルコと海外リーグに在籍してプレー。2018年からは千葉ジェッツで4シーズン在籍し、2021年には優勝を経験。昨季は琉球に移籍してプレー。チームにとって悲願となる初優勝に貢献した。そしてファイナル直後の6月2日、琉球から退団が発表されていた。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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