月刊バスケットボール6月号

NBA

2023.07.07

八村塁がレイカーズと再契約、自身のSNSに笑顔の写真も投稿

八村がレイカーズの契約書にサイン


現地7月6日(日本時間7日)、ロサンゼルス・レイカーズは八村塁と再契約を交わしたと発表。自身のSNSでも、その際の写真を投稿し「Run it back!(戻ります!)」と綴った。

【SNS】八村塁、レイカーズによる再契約を伝える投稿をチェック

NBA 4年目となった2022-23シーズン、ワシントン・ウィザーズで開幕を迎えた八村は1月23日にレイカーズへトレードに。以来、スターターとしても活躍し、レイカーズのプレイオフ進出に貢献。今季は63試合に出場して、11.2得点、4.5リバウンド、0.9アシストというアベレージを記録した(ウィザーズ在籍時の成績含む)。

オフシーズンとなり、日本でも開催される「FIBAワールドカップ2023」出場が期待されたものの、6月27日に公益財団法人日本バスケットボール協会を通じて辞退を発表。八村からは「初めてのフリーエージェンシーに備えて今後の自分の NBA キャリアを優先し考慮させていただき、このように判断いたしました。また、来シーズンに向けてこの夏はトレーニングに集中し、体のコンディションを整えさせていただきます」とコメントが出された。そしてチームは6月27日、八村に対してクオリファイング・オファーを提示したと発表。これにより制限付きFAとなったが、NBAのFA交渉が解禁となる現地6月30日(日本時間7月1日)、すぐにレイカーズと再契約で合意したと報道された。その情報をリークしたシャムズ・シャラニア氏(「ジ・アスレチック」記者)によると、3 年総額 5,100 万ドル(約73.6億円)という条件だという。

この日、八村と再契約を交わしたレイカーズはツイッターに日本語で「おかえりなさい , 八村 塁」と投稿。さらにオフィスにいる八村の写真と動画を投稿している。

アメリカスポーツメディア「ESPN」によるデブスチャート(ポジションごとのメンバーリスト)によると、現状、八村はPFではジャレッド・バンダービルトに次ぐ2番手に、SFでは4番手という位置にいる。NBAプレイオフ2023では、スピードを生かすウォリアーズ戦では出場機会が限られたものの、高さのあるナゲッツ戦では特に長時間起用された。ヘッドコーチがダービン・ハムから変わらないということを考えると、同様の起用方法が多くなることが考えられる。

なおレイカーズは本日、オースティン・リーブズと再契約。さらにトレーン・プリンス(昨季ウルブズ)、キャム・レディッシュ(昨季ブレイザーズ)、ジャクソン・ヘイズ(昨季ペリカンズ)、ゲイブ・ビンセント(昨季ヒート)との契約も発表している。

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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 八村塁

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