月刊バスケットボール6月号

Wリーグ

2023.07.06

Wリーグ原田裕花新会長が意気込み「選手に寄り添い、子どもたちが未来輝けるステージを作りたい」

原田裕花新会長(前列中央)、髙橋雅弘新専務理事(前列左)が意気込みを語った

原田裕花Wリーグ新会長が意気込み


7月6日、一般社団法人バスケットボール女子日本リーグは「Wリーグ新体制発表記者会見」を実施。原田裕花新会長は「選出経験を生かしながら、選手に寄り添い、子どもたちが未来輝けるステージを作っていけるようにできればと思います」と決意を語った。

【SNS】原田裕花新会長、髙橋雅弘新専務理事就任を伝えるWリーグのツイート

Wリーグでは5月末に行われた役員改選で、原田裕花氏が新会長となり、専務理事として高橋雅弘氏が新任になると発表。副会長に橋本信雄氏(重任)、理事に渡邊信治氏(新任)、門川浩人氏(重任)、大場規安氏(重任)、李小由氏(重任)、藪内夏美氏(重任)、北山節子氏(新任)、鈴木万紀子氏(新任)、有明葵衣氏(重任)、伊集南氏(重任)、齋藤隆夫氏(新任)、佐藤満明氏(重任)、丸山茂実氏(重任)が、監事に林圭介氏(重任)、鈴木俊昭氏(重任)が選ばれている。

会見の中で、原田新会長はまず「会長を引き受けた率直な気持ちとしては、本当に選手を心から応援したいという気持ちからです。 私自身、引退をしてからずっと選手が頑張っている姿を見てきました。その中で心から感動するような試合にたくさん出会ってきて、選手に心を動かされて、今この場に立っております」と選手を応援したいという気持ちから就任したと説明。さらに「会長としては未熟ではありますが、選出経験を生かしながら、選手に寄り添い、子供たちが未来輝けるステージを作っていけるようにできればと思います。またWリーグをたくさんの方に知ってもらい、応援していただけるようなリーグになるように努力していきたいと思っております」と続けた。

また、14チームの選手たちに直接あって交流を図っていきたいと語ると「Wリーグは、25周年に入りました。日本リーグ時代から多くの方がリーグを築いてこられました。そのOGたちの思いも繋ぎながら、Wリーグに関わるすべての人が笑顔になっていけるように精一杯盛り上げて、努力して頑張っていきたいと思います。皆様にお力添えいただけますと幸いです。一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」とリーグのために力を尽くしていくと語った。

また髙橋雅弘新専務理事は「試合の質をより一層高いものにし、ファンの方々の心を震わせるような試合をお見せできるようにしたい」「代表強化、そして育成はリーグの大きな責務でもあり、それがファン拡大、普及につながる」と発言。「女子バスケットボール界の発展のみならず、女子スポーツ界の発展も視野に入れて、様々なミッションに全力で精進してまいりたいと思っております」と意気込みを語っている。


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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