月刊バスケットボール6月号

NBAレジェンド、ノビツキーの目に留まったジェイコブス晶&川島悠翔「レベルがかなり高いと感じた」

ノビツキーが印象に残った選手に日本の2選手もピックアップ


FIBA(国際バスケットボール連盟)はU19男子ワールドカップを視察したNBAレジェンドのダーク・ノビツキー(元マーベリックス)のインタビューを掲載。大会の中で印象に残った選手として、日本からはジェイコブス晶(NBAグローバルアカデミー)、川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)の名前をあげ、「選手としてのレベルがかなり高いと感じた」と称えた。

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FIBAのプレイヤーコミッションのチェアチェアマンで、中央理事会のメンバーでもあるノビツキー。大会の中で印象に残った選手について聞かれると「まずアレクサンドル・サール(フランス)の身体能力、ポテンシャルは印象的だ。メルビン・アジンサ(フランス)もしっかりしたいい選手だったね。スペインも素晴らしいチームだった。中でもガードが印象的でジョルディ・ロドリゲスは、とてもイージーにシュートを決めていたね。イザン・アルマンサは安定感があって、インサイドでのフィニッシュの精度は見事だったよ。アメリカもガードが良かったね。ロン・ハーパー(元ブルズ)の息子、ディラン・ハーパーのプレーが私は好きったよ。トレ・ジョンソンもスキルがあるSGだった」と答えたノビツキー。





続いて日本の2人にも話が及ぶ。「日本チームの2人のビッグ(ジェイコブス、川島)もおもしろい選手だったよ。プレーも素晴らしかったし、選手としてのレベルがかなり高いと感じた」と称えた。

決勝トーナメントでは開催国ハンガリーに勝利(63-53)し史上初の8強入りを果たした日本(最終順位は8位)。その中でジェイコブスは16.6得点(大会5位)、5.6アシストのアベレージ。川島は平均13.4得点、4.6リバウンドをマークしている。ジェイコブスに関しては、FIBAワールドカップ2023国際強化試合@静岡大会(7月8日・9日)直前合宿参加メンバーリストにも入っており、A代表でも活躍が見られるかもしれない。

ノビツキーの目に止まった2人、今後、どんな選手に成長するのか。今後も注目していきたい。



16.6得点(大会5位)、5.6アシストのアベレージを残したジェイコブス



川島は平均13.4得点、4.6リバウンドをマーク


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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