月刊バスケットボール6月号

インターハイ組み合わせ決定!女子2回戦で波乱の予感

夏の決戦、いよいよ開幕!


7月25日(火)〜30日(日)から北海道札幌市において開催される、「令和5年度 全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(北海道インターハイ2023)」 の組み合わせが発表された。

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【男子】開志国際が本命、左下ブロックは大混戦か

男子は開志国際が第1シードとなり、初戦の対戦相手は新田と広島皆実の勝者となる。その左山には九州大会準優勝の延岡学園や東海大会3位の中部大第一、そして四国大会優勝の尽誠学園ら、一筋縄ではいかない強敵たちが待ち構える。

また、左下のブロックは混戦模様。関東王者の日本航空、東海大会決勝で藤枝明誠と延長戦を戦った美濃加茂、東北王者の福島東稜、近畿準優勝の阪南大らが勝ち抜けを狙う。

ほかにも共に上位進出が予想される東海王者・藤枝明誠と近畿王者・東山は右上に、同大会連覇を狙う福岡第一は右下に割り振られた。

【女子】2回戦で優勝候補同士が激突?

代わって女子は右上のブロックで下位回戦から波乱の予感。もし1回戦で岐阜女が松徳学院に勝利すると、続く2回戦の相手は京都精華学園となる。共に昨年度からの主力が多く残り、前者はウインターカップ3位、後者は優勝という実力校。今大会では互いに優勝候補の一角と目されている。この2チームの対決が実現すれば、序盤戦屈指の見応えある試合が展開されるだろう。

また、第1シードには近畿女王の大阪薫英女学院が入り、悲願の全国制覇を狙う。昨年は夏冬ともにベスト16と悔しさを味わった桜花学園も薫英と同じ左の山から王座奪還に燃えているはずだ。

他にも、札幌山の手や精華女など4つ角を取る実力校の戦いも見もの。インターハイ開幕まであと22日だ。



文/堀内涼(月刊バスケットボール)

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