渡邊雄太がサンズと合意の報道、デュラントと再び同じチームとなるか
渡邊がサンズと合意と報道!
現地6月30日(日本時間7月1日)、ネッツから制限なしFAとなっている渡邊雄太について、シャムズ・シャラニア氏(「ジ・アスレチック」記者)はサンズと合意したとSNSで発表した。
【SNS】情報をリークしたシャラニア氏のツイートがこちら
「サンズはデビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールの控えとして、渡邊という大型ウイングを獲得した。3Pシュート成功率44.4%、フロントラインに厚みを増すことになり、デュラントとの再会となった」とツイートしたシャラニア氏。NBAのFA交渉は現地6月30日東部時間18時(日本時間7月1日7時)に解禁。すぐに交渉となったのかもしれない。
2022-23シーズン、渡邊が2022年8月末にネッツと保証なしの契約を締結。その後、見事ロスターを勝ち取ってシーズンを迎えるとベンチから出場し、3Pシュート、ディフェンスとチームに不可欠なピースとして活躍とした。チームは昨年12月上旬からの12連勝などで一気に上昇したが、2月のデッドラインでビッグトレードが起こるとまったく違うチームとなり、終盤は渡邊の出場機会も減少。それでも、過去最多となる58試合に出場し、アベレージもベストリザルトを残した。
自身の特徴を分かっているデュラントがチームにいるということは渡邊にとっても心強いはず。デュラントについては4月末の帰国会見の際に、「彼はチーム練習でも個人練習でも一切ダラダラした瞬間がないんです。毎試合もほぼフルで出ている選手なので個人練習の時間の長短はありますが、ドリブルにしてもパスにしてもシュートにしても、やると決めた時間の中で一瞬でも気を抜いたり、ダラダラした瞬間は1回も見なかった。あれだけ身長と技術があればNBAで活躍できるのはあたりまえだと言う人がいるかもしれないですけど、その裏には努力があるんだなと改めて今シーズン、彼と一緒に生活できて、感じた部分でした。本当にあそこまで自分の練習を大切にする人は、ちょっと見てこなかったかなっていうぐらい本当に彼のワークアウトには圧倒されました」と語っている。
6月27日には、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」(8月25日~9月10日/日本、フィリピン、インドネシア)について「先に言っとくけど俺は出る。でも出ない判断をしたルイ(八村塁)の気持ちもめちゃくちゃわかる」とツイートしていた渡邊。シャラニア氏との情報どおりとなるなら、ワールドカップに専念できることになりそうだ。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
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