小野氏がびわこ成蹊スポーツ大総監督に

6月27日、びわこ成蹊スポーツ大は小野秀二氏が男子バスケットボール部の総監督に就任すると発表した。今月16日にB2バンビシャス奈良のヘッドコーチ就任が発表されているが、同大学でも指導を行うという。

1958 年、秋田・能代生まれの小野氏は、能代工高(現・能代科学技術高)時代に初の高校3冠を貢献。筑波大在学時から日本代表に選出され、日本リーグでは住友金属で活躍した。引退後、コーチとしては愛知学泉大を13年に渡って指導した後、トヨタ自動車、日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ日立)、アースフレンズ東京Zのヘッドコーチを歴任。その後、母校・能代工で高校生を3年間指導。大阪エヴェッサアカデミー校長(ゼネラルアスレティックマネージャー)兼U15ヘッドコーチと務めると、今季終盤、奈良のアドバイザリーコーチも務めた。そして6月16日に、奈良のヘッドコーチになることが発表となっている。

同大学はリリースで、「小野氏は、トヨタ自動車アルバルク(当時 JBL)の初優勝した時のヘッドコーチを務められ、コーチ・オブ・ザ・イヤーも受賞されました。また、2009 年には、東アジア大会男子日本代表ヘッドコーチも歴任されるなど、これまでバスケットボール界でご活躍をされてきました。2023-2024 シーズンは、バンビシャス奈良のヘッドコーチを務めながら、本学男子バスケットボール部の総監督として指導いただきます。B.LEAGUE 現役ヘッドコーチが大学チームに関わることは全国初となります」と発表している。

■Profile
氏名:小野秀二（オノ シュウジ）
生年月日:1958 年1 月31 日
出身地:秋田県
コーチ歴: 1988-01 愛知学泉大男子バスケ部監督、2000-05 トヨタ自動車アルバルク ヘッドコーチ、2005-13 日立サンロッカーズ ヘッドコーチ、2014-17 アースフレンズ東京Z ヘッドコーチ、2018-20能代工高ヘッドコーチ、2021-23 大阪エヴェッサアカデミー校長(ゼネラルアスレティックマネージャー)兼U15ヘッドコーチ、2023バンビシャス奈良(B2)アドバイザリーコーチ、2023-バンビシャス奈良(B2)ヘッドコーチ／びわこ成蹊スポーツ大総監督