月刊バスケットボール8月号

FIBAが女子アジア杯のチーム番付を公開、日本を2位として“ギアを上げる必要あり”と紹介

写真/石塚康隆(月刊バスケットボール)

女子日本代表はFIBAの評価を覆して6連覇なるか!?


6月22日、FIBAは「FIBA女子アジアカップ2023」(6月26日〜7月2日、オーストラリア・キーセンター)を前にチーム番付を発表。大会6連覇を狙う女子日本代表AKATSUKI JAPAN(FIBAランク9位)は前回から1つ落ちて2位にし、ギアを上げないと厳しい戦いになるだろうと紹介した。

【表】女子日本代表チーム「FIBA女子アジアカップ2023」登録選手をチェック

昨日、決戦の地オーストラリア・シドニーに旅立った女子日本代表。同大会ではベスト4に与えられるオリンピック世界最終予選出場権(2024年2月)を獲得すること、そして大会6連覇を目指すことになる。




FIBAは出場チームの評価番付を、1位中国(+1)、2位日本(-1)、3位オーストラリア(+1)、4位韓国(-1)、5位ニュージーランド(±0)、6位チャイニーズ・タイペイ(±0)、7位フィリピン(+1)、8位レバノン(-1)と掲載した。

日本チームについては、「彼女たちに対して完璧な試合を展開しないと王座は奪えないだろう。高田真希(デンソー)がいて前回大会のMVP赤穂ひまわり(デンソー)がいる。素晴らしいディフェンスがあり、桁外れの運動量がある。またバックコートにはシャープシューターの林咲希(富士通)や昨年のワールドカップで輝きを見せた平下愛佳(トヨタ自動車)といった注目選手もいる」とチームのストロングポイントについて紹介。

しかし、「東京2020以降の戦いには疑問を持たざるを得ない。オリンピック銀メダルと同レベルを維持するのは困難だろう」と疑問符を付けている。「新しいヘッドコーチのもと、前回大会で優勝したことは評価すべきことではあるが、中国とは紙一重の勝負だった。チームのためにも、あそで負ける必要もあったかもしれない。そして昨年のワールドカップでは大敗となってしまった。渡嘉敷来夢(ENEOSから自由契約)や町田瑠唯(富士通)のようなスター選手を欠いた中でチームの調子を上げなければならない。中国に勝利できるかは興味深い」とチームとしてのギアを上げないと厳しい戦いになるだろうとしている。

この番付評価が正しいのならば、オーストラリア(3位)、チャイニーズ・タイペイ(33位)、フィリピン(42位)に勝利してグループB首位で決勝トーナメントに進出。一つの目標をクリアすることになる。

キャプテンの林は昨日の渡豪前に「結果を残さないといけないと思っているので、そこは本当に強い気持ちは正直あります」と発言。昨年のワールドカップでの悔しさを知る元キャプテンの髙田真希も「優勝することが目標なので、そこに向けて全力を出すだけです」と力強く語っている。

恩塚亨ヘッドコーチがワールドカップでの戦いを分析し、相手チームの妨害に対抗するシステムを考案して臨む今大会。FIBAの予想を超えるプレイを見せて、6連覇を達成してほしいところである。大会は6月26日からスタート。日本は同日現地17時(日本時間同日16時)からチャイニーズ・タイペイとの初戦に臨む。



FIBA女子アジアカップ2023
開催期間:2023年6月26日(月)~7月2日(日)
開催地:オーストラリア(シドニー)
大会公式サイト:https://www.fiba.basketball/womensasiacup/2023
組み合わせ(FIBAランク):
[グループA]中国(2位)、韓国(12位)、ニュージーランド(29位)、レバノン(44位)
[グループB] オーストラリア(3位)、日本(9位)、チャイニーズ・タイペイ(33位)、フィリピン(42位)

グループB日本戦予定:
現地6月26日(月)17時(日本時間同日16時)/vs.チャイニーズ・タイペイ
現地6月27日(火)13時半(日本時間同日12時半)/vs.フィリピン
現地6月28日(水)19時半(日本時間同日18時半)/vs.オーストラリア
現地6月30日以降決勝トーナメント



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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