月刊バスケットボール6月号

NBA

2023.06.08

サンズの司令塔ポールが放出も含めてチームと会談と報道

ポール側は残留希望と伝えたESPN


現地6月7日(日本時間8日)、アメリカスポーツメディア「ESPN」記者でNBAインサイダーのエイドリアン・ウォジュナロウスキー氏が、サンズのオーナーと幹部がクリス・ポール、代理人と放出の可能性を含めて会談したと伝えた。ポールはサンズで3シーズン、プレイしている。

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ウォジュナロウスキー氏は記事の中で「サンズのオーナーと幹部は、水曜日(7日)にクリス・ポール、代理人と将来について会談。NBAの契約保証日である現地6月28日までにウェイブ(放出)される可能性を含めて話し合ったと情報筋がESPNに語った」と紹介。またチームは、ポールの一部保証契約の最終決定の前に、ディアンドレ・エイトンを含めてのトレードの可能性も探っているが、ポールの希望はチーム残留だとしている。

ポールの2023-24シーズンのサラリーは3,080万ドル(約43億円)。現地6月28日を過ぎてからの放出となった場合は、1,580万ドル(約22.1億円)が保証されるという。2005年NBAドラフト1巡目4位でホーネッツ入りしたポールは、2005-06シーズンに新人王を獲得。12度オールスターに選出され、オールNBAチームには11度選出されている。またアシスト・リーダーには合計5度なっていて、今季終了時点でジョン・ストックトン(元ジャズ)、ジェイソン・キッド(元ネッツ、現マーベリックスHC)に次ぐ歴代3位の通算11,501アシストをマークしている。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: クリス・ポール

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