月刊バスケットボール10月号

Bリーグ

2023.06.02

横浜BCが河村勇輝ら7選手の契約継続を発表、河村「優勝を目指して頑張ります」

新たな歴史を作った7選手と契約を継続した横浜BC


6月2日、横浜ビー・コルセアーズは河村勇輝、松崎裕樹、キング開、須藤昂矢、森井健太、デビン・オリバー、エドワード・モリスと2023-24シーズンの契約継続を発表した。今季、横浜BCは初のポストシーズン進出を果たし、セミファイナル進出を果たしている。

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bjリーグ時代は優勝も経験した横浜BCだが、Bリーグに入ってからは6シーズンでプレーオフ進出は0。しかし、今季転機が訪れた。積み上げてきたことが形となり、開幕から勝ち星を重ねていくと一時は中地区首位に立つ。その後も終盤まで好位置をキープして、中地区2位としてプレイオフに初進出を決定。青木勇人HCは「横浜を信じた方々が手に入れた切符です。今シーズンはビーコルの歴史として長く残っていくと思います。皆さんが、ビーコルの歴史です。ぜひこれからも一緒に歴史を作ってください」とファンに感謝した。

プレイオフ準々決勝では川崎ブレイブサンダースに連勝して準決勝に進出。初優勝を果たした琉球ゴールデンキングスには連敗となりベスト4に終わったものの、歴史を刻む結果を残した。個々のステップにある部分によるものが一番ではあるが、アシスト王となった河村がもたらしたものが、チームにとって大きかったことはまちがいない。

チームに新たな歴史を作った河村、松崎、キング、須藤、森井、オリバー、モリスというメンバーが残ったことで、来季への期待が高まる。以下は、チームから発表になった各選手のコメントである。

■河村勇輝
「来シーズンも横浜ビー・コルセアーズでプレーさせて頂けることとなり、大変嬉しく思っております。今シーズンはブースターの皆さんのお陰でBリーグ参入後クラブ史上最高の結果を出すことが出来ました。本当にありがとうございました。この結果に満足することなく、来シーズンは優勝を目指して頑張りますので応援よろしくお願いいたします」

■松崎裕樹
「来シーズンも横浜ビー・コルセアーズでプレーできることを嬉しく思います。今シーズンはチームとしてはとても飛躍した年になりましたが、個人としては悔しさの残るシーズンになりました。来シーズンは自分の強みをもっと活かし、チームのチャンピオンシップ優勝への力になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」

■キング開
「ビーコルブースターの皆さん、来シーズンも応援よろしくお願いします。来シーズンこそチャンピオンになれるよう頑張っていきます!全員でてっぺん目指しましょう!」

■須藤昂矢
「2023-24シーズンも横浜ビー・コルセアーズでプレーさせて頂くことになりました。チームでもっと成長していけるように覚悟を持ってプレーしたいと思います。来シーズンも熱い応援をよろしくお願いします!」

■森井健太
「来シーズンも横浜ビー・コルセアーズでプレー出来ることをとても嬉しく思います。今シーズン以上に、厳しい闘いが待っていると思いますが、ビーコルらしく挑戦する心を持って、ファイナル、そして優勝を目指して頑張ります! そして、来シーズンはホームでチャンピオンシップを開催出来るように頑張りますので、熱い応援、B-CLAPで僕たちと一緒に戦ってください!」

■デビン・オリバー
「すべてのビーコルブースターの皆さん!みんな気付いていたとは思いますが、(再契約を)実際に実現できて今は私たちも嬉しく思っています。今シーズン、横浜は自分にB1で(プレーを)証明するチャンスを与えてくれて、さらにはチームとしての実力も印象づけられたシーズンだったのではないでしょうか。妻も私も、横浜での生活をとても気に入っており、この街で家庭を築きはじめられることを楽しみにしています!今年の夏はワークアウトを頑張って、来シーズンさらに磨きをかけて戻って来ます!今よりも良い選手となって戻って来ること、また皆さんと一緒に新たなシーズンをやり遂げることを楽しみにしています。家族ともども変わらず応援よろしくお願いします。また来シーズンお会いしましょう!GO GO B-COR!」

■エドワード・モリス
「来シーズン、また戻ってくることが出来て、そして今シーズン以上の成績を目指し続けられることをとても嬉しく思います。若手にとって良きリーダー、かつメンターとなれるよう、そしてオンコートで求められるもの、個人で設定したチャレンジに対してもベストを尽くして行きます。忠実かつ素晴らしいビーコルブースターの皆さんにまたお会い出来るのを楽しみにしています」



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 河村勇輝 横浜ビー・コルセアーズ

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