バスケ議連がW杯激励会を開催、ホーバスHCや三屋会長が激励に謝辞
「おもしろいバスケができると思うところまで来た」と語ったホーバスHC
5月31日、トム・ホーバス男子代表ヘッドコーチ、公益財団法人バスケットボール協会・三屋裕子会長、中村彰久LOC事務局長らが出席し、バスケットボール議員連盟による「FIBAワールドカップ2023 激励会」が行われた。
激励会は野上浩太郎バスケ議連連盟幹事長の開会挨拶からスタート。遠藤利明同連盟会長、小渕優子自民党沖縄振興調査会会長、各党代表者が激励の言葉を語っていく。そして三屋会長の番に。まず感謝の言葉を述べると、死のグループを勝ち抜いてマニラで行われる決勝トーナメントに行きたいと力強く語る。そして沖縄県の離島の子どもたちを招待する計画を語り、「子どもたちに夢を与えられたら」と語った。
続いて登壇したホーバスHCは、東京2020オリンピックで男子代表としてプレイした渡邊雄太(ネッツ)が流したくやし涙を見て「あの気持があるならばなんとかなるかもしれないと思った」と男子チームを引き受けた際の思いを告白。「最初は大変だったけど、少しずつハングリーさのあるいい選手が出てきて、今はおもしろいバスケができると思うところまで来た。アジア1位を目指して頑張りたい。アジア予選の最後にはイランに勝利したが、それによって選手に信じる気持ちが生まれてきている。ホームコートのアドバンテージも生かして頑張りたいと思います」と語った。
また特別ゲストとして出席した田臥勇太(宇都宮)は「ワールドカップが楽しみだし、私もできればプレイしたい(笑) 自分が代表だった時は“世界と戦えたらいいな”という感じだったけど、今はNBAで活躍できる選手もいて“世界にかつ”というマインドまで来ている。史上最強の男子代表だと思うし、皆様のお力添えをお願いします」と語った。また中村事務局長、開催地を代表して参加した桑江朝千夫沖縄市長も大会成功に向けて協力をお願いしますと語った。
バスケ議連からの激励を受けて「皆さんから熱い言葉を受けてうれしい」と語ったホーバスHC
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)