Bファイナル千葉J×琉球前日会見、“準備してきたものを披露したい”と共に語る
千葉Jが2度目の戴冠か、琉球が悲願の初優勝か!?
5月26日、横浜アリーナで「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」の前日会見が行われた。千葉J#2富樫勇樹は「2年ぶりにファイナルに戻って来られてうれしく思う。長いレギュラーシーズンでやってきたものを、ファイナルの舞台で出したい」とコメント。2年連続のファイナルとなる琉球#14岸本隆一は「明日の試合のために、シーズンを通して戦ってきた。それに相当する準備をしてきたつもり、まずは明日の試合最初から全力でプレイしていきたい」と語った。
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千葉Jはレギュラーシーズンでは連勝記録(24)に加えてB1最高勝率、最多勝利数を達成。ポストシーズン初戦で敗れるサプライズもあったが、その後は4連勝で2年ぶりにファイナルの舞台に帰ってきた。一方、琉球は強豪ひしめく西地区で1位となるとポストシーズン4連勝で2年連続のファイナル進出。両者のポストシーズンでの対戦は、千葉Jが優勝した2020-21シーズン以来。その時はセミファイナルで対戦し、2勝1敗での決着となっている。
会見ではまず両ヘッドコーチの意気込みからスタートとなり、千葉Jジョン・パトリックHCは「シーズンで琉球と対戦するといつも接戦になるし、非常に激しい試合になる。明日も楽しみ」と語ると、琉球の桶谷大HCは「去年悔しい思いをして1シーズン戦ってまた来られたことがうれしい。相手こそ違うけれど、自分たちが取りたいものは目の前にある。それを取れるように明日から頑張りたい」とコメント。
そして千葉Jは続いて富樫が冒頭の言葉を語ると、#31原修太が「去年は本当に悔しい思いをした。まずファイナルに来られたことはうれしい。天皇杯(決勝87-76で千葉Jが勝利)と同じ琉球が相手、リーグでは負けて終わっているので、本当に厳しい戦いになると思うが、楽しんでいきたい」とリーグ戦2戦目の借りを返したいと語った。
一方、琉球は岸本の冒頭の言葉に続いて#30今村佳太が「この舞台にもう一度立てて、ファイナルに挑戦できることにワクワクしている。ここまでしっかり準備してきたものを、40分間最初から出せるように頑張りたいと思う」と昨年味わえなかった頂点を味わうためにも準備してきたものを表現したいと語った。
もし、優勝となれば千葉Jが2年ぶり2回目。琉球は悲願の初優勝となる。2戦先勝のファイナルバトル、ゲーム1は明日5 月27 日(土)12:00にティップオフとなる。
<日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23>
・千葉ジェッツ(東1位)×琉球ゴールデンキングス(西1位)・開催地:横浜アリーナ
【試合日】※2 戦先勝
GAME1:2023 年5 月27 日(土)12:00〜
GAME2:2023 年5 月28 日(日)13:10〜
GAME3:2023 年5 月30 日(火)19:05〜※1勝1敗の場合に開催
【全試合ライブ配信】「バスケットLIVE」「スポーツナビ」
【全試合放送/ライブ配信】「J SPORTS*」「Hulu」「Amazon Prime Video チャンネル」
*=一部試合が録画放送となる可能性あり
【TV放送】ゲーム1(放送開始11:55〜)=「NHK BS1」、「日本テレビ系列」、ゲーム2(放送開始13:05〜)=「NHK総合」、ゲーム3(放送開始19:00〜、行われた場合)=「NHK BS1」
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)