月刊バスケットボール5月号

Wリーグ

2023.05.25

シャンソン化粧品から自由契約の宮坂桃菜が山梨QBに新加入「私を受け入れて下さったチーム関係者の方に感謝」

3選手、1スタッフの新加入・再契約等を発表した山梨QB


5月25日、山梨クィーンビーズは宮坂桃菜、井上桃子が新加入し、富田愛理と再契約。さらに内田茉奈がマネージャーとして加入すると発表した。宮坂は今季、シャンソン化粧品で開幕を迎えたものの、シーズン途中で退団。3月2日付で自由契約リストに載っていた。

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得点力が魅力の司令塔、宮坂は千葉英和高、東京医療保健大を経て2016-2017シーズンから新潟アルビレックスBB入り。3年目から頭角を現していくと2021-22シーズンでは平均12.08得点をマークする。そして今季、シャンソン化粧品に移籍したものの、チームの発表によると方向性の違いがあったとして6選手、ヘッドコーチと共に退団。それを受けてWリーグは選手としての継続的な活動が出来るようにサポートすると発表していた。同退団組では栗林未和、千葉 歩(共に東京羽田)、野口さくら(アイシン)、北村悠貴(トヨタ紡織)に続いての移籍先決定となった。

宮坂はチームサイトで「クィーンビーズファン・ブースターの皆様。今シーズンより、山梨クィーンビーズでプレーさせていただきます、宮坂桃菜です。まずは、私を受け入れて下さったチーム関係者の方に感謝いたします。少しでもチームの力になれるように、そして大好きなバスケットができることに感謝して、自分らしく頑張りたいと思います。山梨のホームゲームでプレーするのが今から、とても楽しみです」とコメントを発表している。

そして山形銀行から移籍となったSF、井上は「私のこの挑戦をサポートしていただいた全ての方々に感謝いたします。その気持ちを忘れずに人に感動を与えるようなプレーします」と、再契約となった富田は「先シーズンはコンディション不良など、ご心配をおかけしましたが、また元気に山梨でバスケが出来ることに感謝しています。今シーズンも宜しくお願いします!」と、マネージャーの内田は「大好きなバスケットボールに携われること、このチームで戦えること大変嬉しく思います。未熟ではありますが、笑顔を忘れずチームのために全力を尽くします。よろしくお願いいたします」とそれぞれホームページにコメントが掲載。

また、アンモールプリート コール(大阪体育大※)、池田沙紀(筑波大※)、清水咲来(大阪人間科学大※)、若原愛美、濱西七海、中山彩奈、片山菜々、三好春花(東京医療保健大※)、石川明日香、石田悠月、渡邊愛加、出原菜月、川端日菜子、トレーナーの戸田優希との2023-24シーズンの契約同意も同時に発表している。※アーリーエントリー



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: Wリーグ 山梨クィーンビーズ

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