モラントが「BYE」とSNS投稿、警察が出動する騒ぎに
「BYE」はSNSを離れる意味なのか!?
現地5月23日(日本時間24日)、ジャ・モラント(グリズリーズ)は、インスタグラムのストーリーズに4枚の写真を投稿。母、父、娘の写真と共に愛を綴ると最後には自身のユニフォーム姿の写真に「BYE(さようなら)」と綴ると警察が出動する騒動になった。自宅にいたモラントは元気だったと伝えられている。
【動画】現在は見られなくなっているモラントのストーリーズがこちら
またかと思った人も少なくないはず。現地5月13日(14日)に彼の友人であるデボンテ・パック氏のインスタライブに登場すると、自動車の中でラップを歌いながら銃をちらつかせた。動画は削除されたが、グリズリーズはすべてのチーム活動から無期限の出場停止処分を下し、来季、長期出場停止処分を受ける可能性があると報道されている。その件から10日後、またもファンを驚かす行動を取ってしまった。
モラントは3月にもインスタライブでラップを披露して銃をちらつかせると、NBAから8試合の出場停止処分を受けている。処分期間中、カウンセリングを受けていたというモラントは「私は過去に過ちを犯し、自分だけでなく、家族も含めて、多くのネガティブな注目を浴びてしまった。私だけではなく、私の家族にも、私のチームにも、組織にも。そのことについては、完全に反省している。今、私がやるべきことは、もっと責任感を持って賢くなり、これ以上あのようなことを起こさないようにすることだ」と反省の弁を述べていたのだが、舌の根も乾かぬ内に同じ行動を取ってしまった。
今回の件でESPNはモラントの関係者が「彼はただソーシャルメディアを休んでいるだけ」と語ったと伝えている。“BYE”の意味は、それだけなのか気になるところである。モラントは今年4月には昨夏に10代の少年とトラブルになった件で裁判沙汰になるなど、オフコートでの問題が続いている。
3月の銃騒動からわずか2ヵ月で同じ問題を起こしてしまうとなると、メンタル面での問題を抱えているか、心配にもなってしまう。いずれにせよ才能ある選手だけに、早くバスケットボールに集中できる状況、環境を作ってほしいものである。