月刊バスケットボール1月号

女子日本代表第2次強化合宿参加18選手を発表、5月30日からはカナダ遠征を予定

キャプテンの林咲希(ENEOS)

第2次強化合宿参加18選手を発表


5月23日、公益財団法人日本バスケットボール協会は「2023年度女子日本代表候補選手 第2次強化合宿メンバー」参加18選手を発表した。合宿は大会6連覇を目指すFIBA女子アジアカップ2023(6月26日〜7月2日、オーストラリア・キーセンター)に向けてもの。

【表】女子日本代表チーム候補選手第2次合宿選手一覧を見る

21人の候補選手を発表し、第1次強化合宿に臨んでいた女子日本代表チーム。本日5月23日から29日まで第2次強化合宿がスタートとなり、そこに参加する17選手及びサポートプレイヤー1選手を発表した。リストを見ると、第1次強化合宿に名前のあった高田静(ENEOS)、中野由希(日立ハイテク)、宮下希保(トヨタ自動車)、林真帆(東京医療保健大)が抜ける形となっている。

チームは第2次強化合宿後、カナダ遠征(5月30日〜6月6日)、第3次合宿(6月13日〜25日)、三井不動産カップ2023(6月16日〜18日/高崎大会)を経てFIBA女子アジアカップ2023(6月26日〜7月2日、オーストラリア・キーセンター)に臨む予定。

女子日本代表は2021年に開催された東京2020オリンピックで銀メダルを獲得後、アシスタントコーチだった恩塚亨氏がヘッドコーチに昇格する形で始動。昨年は、オーストラリア・シドニーで開催されたワールドカップへの出場権を獲得したものの、グループステージで1勝4敗となって決勝トーナメントには進出できず。9位に終わり、オリンピックに続いてメダル獲得は叶わなかった。

5月11日に行われた強化活動方針発表会見で恩塚亨ヘッドコーチは、「40分間 世界一のアジリティを発揮し抜くこと」を目標にすると発表。FIBA女子ワールドカップで得られた課題の克服と日本の強みをさらに強化するために、「ポジショニング力:体格差の克服」、「日本の強み封じへの対応:3つの強化システム」(ペイントアタックの質を改善システム、3Pシュート・チャンスを生み出すシステム、プレーを壊しにくるディフェンスを超えるシステム)、「カオスを制する戦い」と3つのポイントを掲げている。



1次合宿は21選手を招集していた



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 女子日本代表

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