月刊バスケットボール8月号

Bリーグ

2023.05.22

千葉J、琉球がファイナル進出!横浜BCは天皇杯に続いてベスト4止まりに

千葉J、琉球がファイナル進出!


5月20・21日、「日本生命 B.LEAGUE チャンピオンシップ 2022-23」セミファイナルが行われ、千葉ジェッツ(東1位)、琉球ゴールデンキングス(西1位)がファイナルへの切符を手にした。ファイナルは5 月27 日から2戦先勝方式で開催される。

【動画】千葉J×A東京、琉球×横浜BCハイライト動画をチェック



特に得点面でチームを引っ張った#33ジョン・ムーニー


千葉Jは、ホームの船橋アリーナでアルバルク東京(東2位)と対戦。初戦前半、千葉Jは3Pシュートが16本中8本成功と強みを発揮(レギュラーシーズンでは3Pシュート成功数平均11.3本で1位)。逆にA東京の3Pシュートを9本中2本成功に留めて39-29と10点差をつける。

3Q序盤、千葉Jは#31原修太が3本連続で3Pシュートを沈めて48-32とすると、#33ジョン・ムーニーは3Pシュート2本を含めて6本すべてのシュートを成功させてこのクォーター15点と爆発。#53アレックス・カークが10得点と引っ張ったA東京だが、3Pシュート成功は0。このQだけで16点引き離されて、千葉Jの75-49となる。4QA東京は#44笹倉怜寿が見せ場を作ったものの、89-66で大事な初戦を勝利した。

第2戦、千葉Jは前日同様、ディフェンスからの早い展開という武器が奏功。ハーフタイムまでに50-29と大量リードを作る。A東京は前半だけで9ターンオーバー、2Qは3Pシュートを3本決めたものの13得点しか奪うことができなかった。後半に入っても千葉Jはペースを握らせることなく93-62と快勝でファイナル進出を決めた。

オンコートインタビューで、「ベンチもスタートもディフェンスで110%出して、最後までボールがよく動いて、オープンシュートを決めていたと思います」と攻防で良いところが出たと語ったジョン・パトリックヘッドコーチは、ファイナルに向けて「琉球はとても強いチームだし、タレントが多いチーム。しっかり準備して、土曜日から頑張っていきたい」と語った。

また、キャプテンの富樫勇樹は「(2年ぶりに)ファイナルに戻ってこられたのはうれしい。まだ目標達成してないので気を抜かず。準備をして臨みたい。(琉球は)フィジカルがあって、タレントが揃っているチームなのでしっかり準備、対策して臨みたいし、それ以上に今シーズンやってきたことを信じてやりたいと思う」と語っている。



2試合でFG16/25と大活躍だった#7アレン・ダーラム


そして琉球のホーム、沖縄アリーナで行われた横浜BCとのセミファイナル。第1戦は最多観客数となる8,541人が集まった中でスタート。そんな雰囲気に飲まれた部分もあったか、琉球は開始5分半で11-4のラン。20-11として1Qを終える。

2Qに入ると横浜BCが巻き返し。開始直後、#14大庭岳輝は#7アレン・ダーラム(琉球)のパスをスティールし、そのまま速攻でレイアップ。さらに2本の3Pシュートを沈めると、#9森川正明も3Pシュートを成功。さらに#5河村勇輝が4ポイントプレイを決めて点差を詰めて横浜BCの43-48でハーフタイムを迎えた。3Qは一進一退の攻防となって琉球の63-59で4Qへ。ここで流れを掴んだのはホームの琉球だった。#7アレン・ダーラム、#45ジャック・クーリーがインサイドで決めると、残り5分35秒、#30今村圭太がショットクロックわずかのところで左ウイングからのディープスリーを沈めて71-61に。直後に横浜BCは#5河村が3Pシュートを沈めたが、あとが続かず。86-70で琉球が初戦をものにした。

第2戦は、前日作った最多観客数記録を破る8,619名が集まった中でスタート。負けたらシーズン終了となる横浜BCは#5河村が先発。すると#10チャールズ・ジャクソンが14得点と得点で引っ張り、41-39としてハーフタイムを迎える。3Qは両者共流れを引き寄せることができず。63-63の同点で勝負の4Qを迎えた。

クォーター序盤は#14大庭、#1パトリック・アウダ、#9森川のシュートで1ポゼッション差をリードする展開に。ここで琉球は第1戦の4Qでも活躍した#7ダーラム、#1ジョシュ・ダンカン、#30今村が連続して得点して75-70と逆転。横浜BCは#15デビン・オリバーの連続得点で1点差まで迫ったものの、#14岸本隆一の3Pシュート、#45ジャック・クーリーの3ポイントプレイで逆転を許さない。残り28.9秒、横浜BCはインバウンズ・プレイで#14大庭が左コーナーから3Pシュート。83-86として望みをつないだが、残り17秒、琉球#14岸本がフリースロー2本を決めて88-83と2ポゼッション差となって勝負あり。琉球が88-84で勝利し、2年連続2回目のファイナル進出を決めた。

試合後のオンコートインタビュー、桶谷大ヘッドコーチは「今シーズンの強さはチームが一体感を持ってプレイできているところだと思っている。それを土壇場で出すことができた。自信をもってファイナルに臨みたいと思う。去年、僕たちが取れなかったものを取りにいきたい。一緒にみんなで取りに行きましょう!!」と昨年果たせなかった初優勝のためにファイナルに臨むと語った。


ポストシーズン初進出の横浜ビー・コルセアーズは天皇杯に続いて4強入りと結果を残した

<日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23> ※2 戦先勝

・千葉ジェッツ(東1位)×琉球ゴールデンキングス(西1位)
・開催地:横浜アリーナ
【試合日】
GAME1:2023 年5 月27 日(土)12:00〜
GAME2:2023 年5 月28 日(日)13:10〜
GAME3:2023 年5 月30 日(火)19:05〜※1勝1敗の場合に開催
【全試合ライブ配信】「バスケットLIVE」「スポーツナビ」
【全試合放送/ライブ配信】「J SPORTS*」「Hulu」「Amazon Prime Video チャンネル」
*=一部試合が録画放送となる可能性あり
【TV放送】ゲーム1(放送開始11:55〜)=「NHK BS1」、「日本テレビ系列」、ゲーム2(放送開始13:05〜)=「NHK総合」、ゲーム3(放送開始19:00〜、行われた場合)=「NHK BS1」



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 千葉ジェッツ 琉球ゴールデンキングスBリーグ

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