月刊バスケットボール6月号

参加者の熱気あふれた拓殖大・池内泰明監督による「ワンハンドシュートスペシャルクリニック」

福岡県久留米市の祏誠高、久留米筑水高を会場に、United Fukuoka basketball school主催による拓殖大男子バスケットボール部監督、池内泰明氏を講師に招いての「第1回ワンハンドシュートスペシャルクリニック」が3月下旬に開催された。池内氏は元日本代表のエースシューターで、指導者としてこれまで数多くのプロ選手を輩出している。世界では男女問わずワンハンドシュートが主流であり、ボールを片手で扱う利点がたくさんあると言われるが、今回のクリニックには「ワンハンドシュートがうまくなりたい」という小学3年生から中学3年生までの男女約140人、そして20人の指導者が参加し、熱のこもったクリニックとなった。




<クリニックに参加した学生の声>
・2日間参加し、今まででいちばんシュートを打ちました。とても細かいところまで指導してもらえて、シュートが入るようになって自信になりました。将来は拓殖大学に進学して池内先生に指導してもらいたいです。

・自分のシュートの癖がわかりました。親に動画を撮ってもらったので、動画を見ながら復習して、試合でもたくさんシュートが入るようにしていきたいです!




<指導者の声>
・ワンハンドシュートは、下半身からリリースまでの滑らかな連動性と肩甲骨を使った腕振りが重要だと分かりました。子どもたちへのポジティブで温かい声掛けで、どんどん動きが良くなっていく様子を見て、言葉の力の大切さを再認識しました。




主催のUnited Fukuoka basketball schoolでは、「今回、ワンハンドシュートスペシャルクリニックを通して、たくさんの選手、指導者にシュートの理論を細かく教えていただき、たいへん勉強になりました。地域のバスケットボールの普及・育成に少しでも貢献できるように今後も活動を続けていきます」としている。

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