月刊バスケットボール10月号

沖縄でW杯開催100日前イベント開催、県内出身・安間志織「子ども時代にもどったみたいにワクワクしている」

左から笠原氏、安間選手、宮城氏、キャン×キャン ゆっきー氏

セレモニーでは国旗をあしらったゴールも披露


5月17日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」日本組織委員会は、沖縄・安良波公園 バスケットボールコートにて開幕100日前の記念イベント「記念ゴールお披露目&ファーストシュートセレモニー」を行った。セレモニーには、昨年の女子ワールドカップ代表で沖縄出身の安間志織選手(ベネツィア)、開催地支援協議会で沖縄県副知事の照屋義実氏、”沖縄のスリーポイントの神”の異名を持つ宮城善光さんらが参加している。

【写真6点】記念ゴールお披露目&ファーストシュートセレモニーの様子をチェック

セレモニーでは、県内公園などに設置されているバスケットゴール32基について、出場32チームの国旗などをモチーフにしたデザインに刷新すると発表。日本、スペイン、南スーダン、プエルトリコ、イランの国旗があしらわれた合計5基のゴールが披露され、安間選手、宮城さんによるファーストシュート・セレモニーを実施。両者とも見事一投目でシュートを決めたという。

日本組織委員会の笠原健太副事務局長は、「ぜひ沖縄アリーナで日本代表を応援いただき、沖縄に来る7チームも温かく迎え、一緒に盛りあげていただきたいです。この大会が多くの子ども達が世界に目を向け、夢を持つきっかけになってほしいです。そして、8年後、12年後のワールドカップで、本大会を見た子どもが日本代表入りし、世界の強豪に勝つという未来が拓ければ本大会を開催した意義が見出せるのではないかと考えています」とあいさつ。

また来賓として参加した開催地支援協議会で沖縄県副知事の照屋氏は、「大会出場32チームをイメージしたバスケットゴールのデザインボードが設置され、これを通じて本大会を間近に感じていただけることは、県民の皆様にとって非常に貴重な経験であり、特に子どもたちに大きな夢と希望を与えるものと期待しています。開催地支援協議会として取り組みを推進し、バスケットボールを通して沖縄から日本を、世界を元気にしていきたいと思います」と大会を盛り上げる取り組みを行っていくと約束した。

そして北谷出身で昨年開催となった女子ワールドカップに出場した安間選手は、「(大会開催は)沖縄の子どもたちにも希望を与えるし、県民として誇りに思います。(自分自身も)子ども時代にもどったみたいにワクワクしているので、みんなで楽しみたいです」と楽しみだと語ると、日本代表AKATSUKI JAPANについて「ディフェンスからの早いプレーが見ていて楽しいです。世界にも通用すると思う」と期待していると語った。

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: FIBAバスケットボールワールドカップ2023

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