月刊バスケットボール5月号

NBA

2023.05.17

レイカーズ粘るも西1位ナゲッツを捉えきれず、八村塁は17得点を記録

レイカーズは最後に3点差まで迫るも追いつかず


現地5月16日(日本時間17日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でデンバー・ナゲッツとのカンファレンス・ファイナル初戦に臨み、126-132で敗戦。八村塁は28分10秒出場、17得点、1アシストをマークしている。

【動画】八村塁のダンク、リバース・レイアップ、ジャンパーを見る

プレイオフでの両者の対戦は2000年のカンファレンス・ファイナル以来。その際は、ウエスト1位でポストシーズンにコマを進めたレイカーズが4勝1敗で勝利。結果的にNBAファイナルでヒートを倒してチャンピオンとなっている。

1Q、まずレイカーズはレブロン・ジェームズのレイアップで先取点を奪うが、ナゲッツはニコラ・ヨキッチが開始5分半で4アシストをマークし、20-9とリードを奪う。八村は残り5分4秒にコートイン。流れが悪い中、残り3分13秒にオースティン・リーブスのパスを受けてダンクを決める。レイカーズは続けてロニー・ウォーカーの3Pシュート、ジェームズのシュートと3連続得点を奪ったが、25-37で1Qを終えた。

2Qに入ってもレイカーズが追いかける展開は変わらず。八村はミドルシュート2本、3Pシュート1本決めたが、レイカーズの54-72でハーフタイムを迎えた。続く3Q、レイカーズは残り5分強から20-13として92-106で4Qを迎える。八村は残り3分15秒から出場し、レイアップを2本決めた。

4Qに入っても勢いをキープするレイカーズ。ジェームズの3ポイントプレイ、八村のダンク、さらに八村はリーブスの3Pシュートを演出。残り10分10秒で100-108と一桁差に迫る。しかし、ナゲッツはここでジェフ・グリーンが3Pシュート、ジャマール・マレーの連続シュートを成功。118-104と再び2桁差にリードを広げられてしまう。

それでもレイカーズは、ジェームズ、アンソニー・デイビス、リーブスがフリースローで着実に得点。差を縮めると、残り3分23秒、リーブスが左ウイングから3Pシュート。121-124と3点差まで迫る。しかし、追い上げもここまで。アーロン・ゴードンのシュートなどで追加点を奪ったナゲッツが、132-126で第1戦を勝利した。

第2戦は現地5月18日東部時間20時半(日本時間5月19日11時半)に開始予定である。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 八村塁 ロサンゼルス・レイカーズ

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