シャンソン化粧品から自由契約の北村悠貴がトヨタ紡織加入「またバスケができること、本当に嬉しいです」
高い得点力を持つ北村がトヨタ紡織に加入
5月15日、トヨタ紡織は6月1日付けで北村悠貴が加入すると発表した。北村は今季、シャンソン化粧品で開幕を迎えたものの、シーズン途中で退団。3月2日付で自由契約リストに載っていた。
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トヨタ紡織は、チーム公式サイトで「2023-24シーズンからトヨタ紡織サンシャインラビッツでプレーさせていただくことになりました、北村悠貴です。もう一度バスケットボールが出来る環境をつくってくださり、心より感謝申し上げます。今の私に出来ることだけではなくもっと成長しチームに良い影響をもたらせられるよう精一杯頑張りますので、宜しくお願いします!」と北村のメッセージを掲載。また本人もツイッターで「またバスケができること、本当に嬉しいです。紡織の皆様、ファンの皆様、全力で頑張りますのでよろしくお願い致します」綴っている。
北村は大阪薫英女学院高、大阪人間科学大を経て2016年に日立ハイテクでWリーグデビュー。6シーズンプレイし、昨季シャンソン化粧品に移籍したものの、チームの発表によると方向性の違いがあったとして6選手、ヘッドコーチと共に退団。それを受けてWリーグは選手としての継続的な活動が出来るようにサポートすると発表していた。同退団組では栗林未和、千葉 歩(共に東京羽田)、野口さくら(アイシン)に続いての移籍先決定となった。
今季リーグでは12試合、平均26.5分出場で10.17得点、1.75アシストを記録。2Pシュート成功率が51.02%、3Pシュート成功率は38.46%をマークするなど精度の高いシュート力を持つ選手だけに、トヨタ紡織でのさらなる活躍に期待である。
■北村悠貴Wリーグ成績
※RS:レギュラーシーズン、2次R下位L:2次ラウンド下位リーグ、QF:プレイオフクォーターファイナル、SQF:プレイオフセミクォーターファイナル
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
タグ: Wリーグ トヨタ紡織サンシャインラビッツ