Bリーグ琉球、横浜BCのSF対戦が決定、千葉J×広島、島根×A東京は本日第3戦に
琉球と横浜BCによるセミファイナルが決定
5月12日よりスタートした「日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2022-23」。琉球(西地区1位)、横浜BC(中地区2位)が共に2連勝でクォーターファイナルに勝利。5月20日からセミファイナルで激突することになった。
【動画】琉球×名古屋D、川崎×横浜BC第2戦ハイライトを見る
ホームでクォーターファイナル開幕を迎えた琉球は名古屋D(ワイルドカード)との第1戦、4Q序盤で69-74と追う展開となったが#30今村佳太、#14岸本隆一の3Pシュートで同点に。その後も両者が引っ張り、#1ジョッシュ・ダンカンが追加点を奪って91-85で大事な初戦を奪取する。
翌日の第2戦、琉球は1Qに3Pシュート7本中6本成功、さらに#45ジャック・クーリーがインサイドで8得点、オフェンス・リバウンド4本含む7リバウンドを奪って30-16とスタートダッシュに成功。そのリードをキープして92-81で勝利し、3年連続5度目のセミファイナル進出を決めた。#30今村はこの2戦で3Pシュート20本中12本成功させている。
2試合で42得点、19リバウンドと活躍した”CJ”チャールズ・ジャクソン(横浜BC)
一方、川崎(中地区1位)とポストシーズン初進出の横浜BCによる神奈川ダービーとなったクォーターファイナル。リーグでは3勝1敗と勝ち越していた川崎だったが、マイケル・ヤングジュニアが右手親指の負傷で帰国。マット・ジャニングも左もも肉離れのため10人で臨むことに。第1戦、川崎は50-43としてハーフタイムを迎えたが、3Q横浜BCの#6赤穂雷太、#10チャールズ・ジャクソン、#15デビン・オリバー3人に23得点を許して66-68と逆転を許す。勝負の4Q、川崎は#22ニック・ファジーカスが10得点、5リバウンドと一人気を吐いたものの、ベンチから出場の河村勇輝がアクセントとなってチームとして得点をあげた横浜BCが91-86でアップセットの1勝をもぎ取った。
昨日行われた第2戦、川崎は今季ブロック王の#35ジョーダン・ヒースが右もも筋挫傷で欠場。頼れるビッグマンは#22ファジーカスのみになってしまう。すると1Q、横浜BCに34-15と走られてしまう。2Q、ファジーカスが20得点と爆発し、差を縮めたものの、後半は終始相手に主導権を握られる展開に。大差が付く中、川崎は最後までゴールにアタックしたが、横浜BCが104-84で勝利して初のポストシーズンでセミファイナル進出を決めた。
この結果により、セミファイナルでは下記のとおり、琉球のホームで横浜BCと対戦することが決まっている。
■【日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23】
[日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23試合予定]・琉球ゴールデンキングス(西1位)×横浜ビー・コルセアーズ(中2位)
開催地:沖縄アリーナ
[GAME1]5/20(土)15:05〜
[GAME2]5/21(日)16:05〜
[GAME3*]5/23(火)19:05〜 *=1勝1敗になった場合に開催
また、もう2つのクォーターファイナル、千葉ジェッツ(東1位)対広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード)、島根スサノオマジック(西2位)対アルバルク東京(東2位)はいずれも1勝1敗となり、本日5/15(月)19時5分からセミファイナル進出をかけて第3戦に挑む。
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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)