月刊バスケットボール8月号

大学

2023.05.05

【大学バスケ】関東8強出そろう - 第72回関東大学バスケットボール選手権大会

第72回関東大学バスケットボール選手権大会(スプリングトーナメント)は、5月4日までにベスト8が出そろった。昨年のインカレチャンピオン東海大、同準優勝の白鷗大のほか、専修大、大東文化大、日体大、日本大、早稲田大、そして1部所属の強豪2チームを2日連続で倒して勝ち上がった2部の関東学院大が名を連ねている。昨秋のリーグ戦で1部昇格を果たした江戸川大、山梨学院大はベスト16で大会を終えた。



順天堂大に対し2メンプレーを仕掛ける東海大(左=横山蒼太、右=ハーパー ジャン ローレンス ジュニア、ディフェンスは順天堂大の戸笈悠稀 写真/©月刊バスケットボール)



☆54日の試合結果
明星大66-100白鷗大
関東学院大66-65神奈川大
早稲田大74-67山梨学院大
日本大72-52江戸川大
日体大75-71筑波大
大東文化大65-49明治大
東海大74-70順天堂大
専修大94-66青山学院大


早稲田大vs.山梨学院大で3Pショットを狙う星川堅信。この試合でゲームハイとなる25得点を挙げ、早稲田大の勝利に貢献した(写真/©月刊バスケットボール)

2部の順天堂大、東海大にあわや金星の大健闘


昨年度の大学バスケットボール界の王者として今大会に臨んでいる東海大は、3日の玉川大戦を97-62で勝利した後、4日の順天堂大戦は74-702ポゼッション差という薄氷の勝利。昨秋のリーグ戦で26位という順天堂大の驚異の粘りに苦しんだが、第4Qの勝負どころで守り合いに勝ち、かつ江原信太朗がビッグショットを沈めて勝利をつかんだ。

順天堂大は、1部の中央大を76-74で破った前日の金星に続き、東海大に対しても大健闘だった。序盤に15-2のランで優位に立つと第1Q27-198点差を維持。第2Qには東海大が攻勢を強め、そのままペースをつかむかという時間帯もあったが、前半終了間際に41-41と同点に追いつくディープスリーを決めた正岡侑真や、この試合でゲームハイの24得点を挙げた戸笈悠稀(昨年2部リーグの3P王)らの決定力、またチーム全体としての走力やディフェンス面の連係の高さで最後の最後まで堂々対抗した。

とはいえ東海大は、第44回李相佰日韓学生バスケットボール競技大会のメンバーに名を連ねている黒川虎徹キャプテン(14得点、5リバウンド、3アシスト、2スティール)のリーダーシップの下、終盤の重要な局面でディフェンスの厳しさを増すことができ、かつ50-50ボールに食らいつく機動力をそのタイミングでフルに発揮できた。準々決勝では専修大と対戦するが、1部のチームに対しそうした力をどれだけ発揮できるか。興味深い対戦だ。


フリースローを狙う順天堂大の戸笈悠稀。3Pショットが3/6、2Pフィールドゴールが4/7、フリースローは7/8という決定力に加え6リバウンド、3アシスト、2スティールの大活躍だった(写真/©月刊バスケットボール)

2
日連続のアップセットを実現して8強入りを決めた関東学院大は、昨秋のリーグ戦で順天堂大に続く27位という順位だった。今大会では、初戦の3回戦で東京学芸大に対し100-52と快勝を納めると、4回戦で拓殖大に61-59、そしてこの日の5回戦で神奈川大に66-65と勝負強さを見せながら快進撃を続けている。5日(金)の対戦相手は、東海大とともに今夏開催予定のWUBS(ワールド・ユニバーシティー・バスケットボール・シリーズ)への出場が決まっている白鷗大だ。

その白鷗大は、明星大に対し第2Q半ばまではビハインドを背負ったが、特にビッグマンのダイラモーゼス ヨラムをファウルトラブルに追い込んだ後は勢いを増し、点差をつけての勝利となった。個々には東海大の黒川と同じく李相佰の学生選抜メンバーに入った脇 真大が、森下瞬真とともにチームハイ・タイの19得点を記録。ガードの佐藤涼成が16得点、1年生の八重樫ショーン龍も12得点。脇とともに李相佰の代表入りとなった境アリームも豪快なブロックショットを炸裂させるなど大田区総合体育館を沸かせる瞬間を生み出していた。


明星大vs.白鷗大より。ボールを持つのは白鷗大の脇 真大(写真/©月刊バスケットボール)

敗れた明星大も、シューター村上旦憲(19得点)、青木汰斗(13得点)、ダイラモーゼス(13得点)らのはつらつとしたプレーが場内を沸かせていた。

スプリングトーナメントは5日(金)から会場を国立競技場代々木第二体育館に移して7日まで続く。5日以降の試合日程は以下のとおりだ。

☆スプリングトーナメント試合日程(会場はいずれも国立競技場代々木第二体育館)
55日(金) 準々決勝
12:00- 関東学院大 vs. 白鷗大
14:00- 日本大 vs. 早稲田大
16:00- 大東文化大 vs. 日体大
18:00- 東海大 vs. 専修大


56日(土) 5-8位決定戦2試合、準決勝2試合
57日(日) 5位決定戦、7位決定戦、3位決定戦、決勝
※詳細は大会公式サイトでご確認ください



取材・文/柴田 健(月刊バスケットボールWEB) (月刊バスケットボール)

タグ: 東海大 関東大学バスケットボール連盟白鷗大

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