月刊バスケットボール7月号

【飯塚カップ2023/全試合見逃し配信あり】開志国際が接戦を制して3戦全勝! 大会2日目レポート

注目の福岡対決となった最終戦(写真/中村麻衣子)

飯塚市総合体育館の落成記念として福岡第一(福岡)、福岡大附大濠(福岡)、開志国際(新潟)、東山(京都)の強豪4チームが集結し、今日まで2日間にわたり開催された「飯塚カップ2023」。白熱したゲームの数々に満員の会場は熱を帯び、大勢集まった飯塚市の子どもたちも目をキラキラさせて戦いの行く末を見守った。なお全試合、バスケットLIVEで生配信されたが、1か月の見逃し配信や無料のハイライト動画もあるのでぜひチェックしてみてほしい。

 
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タフな2連戦を開志国際が制す!
福岡対決は福岡第一に軍配


大会2日目のこの日は、<開志国際 vs. 東山>、<大濠 vs. 開志国際>、<福岡第一 vs. 大濠>の3試合が行われた。4チームの中で唯一、3戦全勝で大会を締めくくったのは開志国際。以下、福岡第一が2勝1敗、大濠が1勝2敗、東山が3敗となった。


全勝優勝とはいえ、開志国際も楽な試合は一つもなかった。特にこの日の第1試合、東山戦は、立ち上がりで12−2とスタートダッシュを切ったものの、そこから東山が反撃。東山は「開志国際は僕の地元のチームで、今年は2度(全国交歓京都大会とスプリングマッチ新発田)負けているのでこれ以上負けたくないという気持ちが強かった」という#4佐藤友を中心に、集中した攻防を繰り広げて拮抗した展開に持ち込む。4Q残り5分を切って1点差と、最後まで勝負は分からなかった。

だが、この勝負どころで流れをつかんだのは3年生が仕事を果たした開志国際だ。#4澤田竜馬のドライブや、「開志国際のヌートバー」(富樫英樹コーチ)こと#5中島遙希がバスケットカウントからのペッパーミル・パフォーマンスで仲間を盛り上げ、そのまま80−75で勝利。続く大濠戦も、2連戦で体力的にもタフな戦いとなったが3Qで最大19点リードを奪い、終盤の相手の追い上げをかわして70−63で逃げ切った。富樫コーチは「今年は点差を開いて勝つ試合が多かったので、苦しい試合を勝ち切れたことは子どもたちにとって良い経験になりました。ガード陣4人(#4澤田、#5中島、#11清水脩真、#13平良宗龍)が自信を持っていて、慌てなかったのが良かったです」と、確かな手応えを語っていた。

そして、今大会の最終試合となったのは福岡第一と大濠による福岡対決だ。新人戦やBリーグの前座試合などで今季何度も対戦している両者だからこそ「手の内を隠すこともない」と福岡第一・井手口孝コーチ。持てる力を出し惜しみすることなく立ち上がりから堅守速攻の形を出した福岡第一がリードを奪い、対する大濠も#8渡邉伶音のゴール下や#14髙田将吾内の外角シュートなど、内外角からバランスの良い攻めを展開して対抗した。最後は4Qでオールコートプレスを仕掛けた福岡第一が突き放したものの、互いの意地と意地がぶつかり合った熱戦は、大会を締めくくるにふさわしいゲームに。試合後、両チームに送られた盛大な拍手がその証しだろう。5月末〜6月4日に行われるインターハイ予選も、全国への1枚の切符を懸けて激闘が繰り広げられそうだ。



飯塚カップ2023全試合見逃し配信あり『バスケットLIVE』

https://onl.sc/GSvKfzb

 

取材・文/中村麻衣子(月刊バスケットボール)

タグ: 月バス 高校バスケ福岡大附大濠開志国際福岡第一東山月刊バスケットボール

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