横浜BCがチーム史上初のCS進出を決める

4月19日、チャンピオンシップ進出マジックを2としていた中地区2位の横浜ビー・コルセアーズはホームでの新潟アルビレックスBB戦に88-80で勝利。同地区3位・サンロッカーズ渋谷が敗れたため、チーム史上初のチャンピオンシップ進出を決めた。B1リーグは、これでポストシーズン進出8チームが決定している。

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横浜BCは、55-61と6点ビハインドで迎えた4Q、#9森川正明の連続シュート、#1パトリック・アウダのインサイドからの得点で67-68とすると残り5分36秒、#10チャールズ・ジャクソンがオフェンス・リバウンドから決めて69-68と逆転。一旦再逆転を許すが、#9森川の3本の3Pシュートなどで再びリードを作ると終了間際#10ジャクソン、#23キング開のシュートで引き離して88-80で逆転勝利を果たした。この試合、#9森川は、3Pシュート5本成功させるなど21得点。#10ジャクソンが18得点、13リバウンド、#15デビン・オリバー、#23キングが12得点と活躍している。

試合後のオンコート・インタビューで、#10ジャクソンのオンコートインタビューを行い、そのままコート上で待つと、SR渋谷敗戦が決まって、チャンピオンシップ初進出が決定。そして青木勇人HCから「皆さんおめでとうございます。横浜を信じた方々が手に入れた切符です。本当にありがとうございます。そしておめでとうございます。これからです。やっとスタートラインに立ったので皆さんと共に戦っていきたいと思います。この歴史をぜひ語り継いでください。チームというのは入れ替わりがあります。ただ、このシーズンを語り継ぐことによって、今シーズンがビーコルの歴史として長く残っていくと思います。皆さんが、ビーコルの歴史です。ぜひこれからも一緒に歴史を作ってください」とファンに感謝を述べると、選手、会場のファンと共にYセレブレーションをして喜んだ。

また、司令塔としてチームを引っ張った森井健太はチームを通して「今シーズンはCS出場という目標を最初から掲げていて、その舞台に立てるというのは一つ目標を達成したことになるが、ここからは本当にチャレンジャー。本当に失うものは何もないと思うので、まず1戦1戦、CSまでの6試合、その期間でどれだけチームが成長できるか。それがCSを戦っていく上で一番重要なことだと思う。この6試合を無駄にせず、チームをどんどん強くして、CSではチャレンジャーとして臨んでいきたい」とチャンピオンシップまでにチーム力を高めたいと語っている。