月刊バスケットボール5月号

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2023.04.19

中国リーグの八百長疑惑について元レイカーズのビーズリーが「私はまったく関与していない」とSNSに投稿

「競争力の欠如」を理由にリーグは上海、江蘇を処分


元レイカーズで中国リーグの上海シャークスに所属していたマイケル・ビーズリーは4月18日、自身のインスタグラムで「上海シャークスの組織内で起こった八百長について私はまったく関与していないと明確にしたいと思います」と綴った。ビーズリーは、今季故障もあって4試合しかプレイできず。関与を否定した投稿ですでにチームから離れたと明かしている。

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ビーズリーが語ったのは4月17日に、中国バスケットボール協会が処分を下した件について。リーグはプレイオフに突入しているが、先週行われた上海シャークスと江蘇ドラゴンズの試合で、競争力の欠如、プレイに否定的だったとして今季の失格、罰金500万元(約9,760万円)とGM、ヘッドコーチに対して最長5年間のリーグ活動停止処分を下した。

報道によると先週行われたプレイオフ第3戦、残り1分半で江蘇は100-96とリードしていたが、その後1分間で5本の連続ターンオーバーを犯して104-108で敗戦。試合後に八百長疑惑が上がったことを受けてリーグは調査をすると表明し、月曜日の処分発表に至ったとしている。リーグはまた上海について、ポストシーズン開始前に4試合の出場停止処分を受けていた元サンズのエリック・ブレッドソーをクォーターファイナル2戦目から復帰させるために意図的に3戦まで伸ばしたとも記している。

ブレッドソーは協会の裁定を受けて、「私は出場停止だったため、奇妙な行動に関与していない」とSNSに綴っている。




文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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