月刊バスケットボール6月号

Wリーグ

2023.04.18

Wリーグ国内出身地ランキング、最多輩出は21選手の「北海道」だった!

北海道出身の町田瑠唯(富士通/写真中央)、神奈川県出身の吉田舞衣(シャンソン化粧品/写真左)、愛知県出身の馬瓜ステファニー(トヨタ自動車/写真右)

2桁は7道府県!! 埼玉は五輪選手3人を輩出


14チームで繰り広げられた「22-23 Wリーグ」は、ENEOSサンフラワーズの17 回目(日本リーグを含めて23 回目)の優勝で幕を閉じた。4月17日時点で231選手が登録されているが、その中で最もWリーガーを輩出している出身地はどこなのか? 男子に続いて女子のランキングを紹介する!
※登録選手・情報は4/17時点のW リーグ公式サイトより

【表】在籍都道府県は37!! Wリーグ選手出身地全ランキングをチェック

Wリーグの選手を輩出しているのは37都道府県。僅差ながら1位となったのは21選手の北海道だった。そのうち17選手が札幌山の手高卒業者となっている。WNBAでも活躍したポイントガードの町田瑠唯(富士通)、今季女王ENEOSのインサイドの長岡萌映子など、バラエティーに富んだ選手を輩出しているのも、同校の特徴と言えるかもしれない。

19選手で2位となったのは神奈川県。2月に行ったBリーガー調査では23選手を輩出して断トツの1位だった神奈川県だが、Wリーガーも数多く輩出している。続いて14選手で3位となったのが愛知県。14選手中11選手は桜花学園高出身者となっている。3位・愛知県に1人少なかったのは埼玉県(13選手)。渡嘉敷来夢(ENEOS)、宮崎早織(ENEOS)、本橋菜子(東京羽田)とオリンピクプレーヤー3人がいるというところが興味深い。

2桁輩出は北海道、神奈川、愛知県、埼玉県、福岡県、静岡県、大阪府の7道府県。一方で1選手輩出というのは岩手県・平賀真帆(デンソー)、栃木県・須永麻美(姫路)、福井県・林未紗(日立ハイテク)、鳥取県・安江沙碧梨(富士通)、山口県・都野七海(トヨタ紡織)、香川県・中山樹(新潟)は6県ある。その分、かかる期待も大きいが、多くの人の応援をしてもらえるというメリットもあるかもしれない。

また、海外出身にしてWリーグで頑張る選手は17選手。セネガル出身で最多の7選手で続いてナイジェリア、マリ共和国が3選手ずつ輩出となっている。

以下がトップ3の県である(2ページ目に全ランキングあり)。あなたの出身都道府県からはどんな選手が生まれているだろうか!? チェックしてみよう!


<Wリーグ選手出身地ランキングTOP3>

【1位】北海道/21選手
町田瑠唯(富士通)★
長岡萌映子(ENEOS) ★
真壁あやの(ENEOS)
本川紗奈生(デンソー) ★
東藤なな子(トヨタ紡織) ★
齋藤麻未(トヨタ紡織) ★
関ななみ(日立ハイテク) ★
森岡ほのか(日立ハイテク) ★
佐藤奈々美(日立ハイテク) ★
尾崎早弥子(東京羽田) ★
大澤来彩(アイシン)
米谷帆芽(アイシン) ★
玉田那奈(アランマーレ)
松永夏海(アランマーレ) ★
小澤彩佳(アランマーレ)
久米捺美(新潟) ★
中村華祈(新潟) ★
河村美侑(新潟) ★
黒沼咲百(姫路) ★
鎌田有芽(姫路) ★
遠山佳奈(姫路) ★
★=札幌山の手高卒業

【2位】神奈川県/19選手
宮澤夕貴(富士通)
奥山理々嘉(ENEOS)
モハメドファティマトゥ早野夏(ENEOS)
吉田舞衣(シャンソン化粧品)
森ムチャ(デンソー)
美口まつり(デンソー)
深井夢(トヨタ紡織)
ワシントン錦(日立ハイテク)
大原咲織(日立ハイテク)
窪田真優(日立ハイテク)
星澤真(東京羽田)
穴澤冴(東京羽田)
石川愛(山梨QB)
小濱菜摘(アランマーレ)
河瀬ひとみ(アランマーレ)
西垂水美桜(新潟)
金沢みどり(新潟)
矢野紗也佳(新潟)
文屋萌々華(姫路)

【3位】愛知県/14選手
馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)●
平下愛佳(トヨタ自動車) ●
岡本彩也花(ENEOS) ●
髙田真希(デンソー) ●
岡田真那美(トヨタ紡織)
平下結貴(トヨタ紡織) ●
加藤優希(トヨタ紡織) ●
河村美幸(トヨタ紡織) ●
根本葉瑠乃(三菱電機)
佐賀藍葉(三菱電機)
粟津雪乃(東京羽田) ●
富田愛理(山梨QB) ●
出原菜月(山梨QB) ●
酒井彩等(アイシン) ●
●=桜花学園高卒業



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