日本代表・金近廉がプロ転向へ。千葉が加入、来季契約合意と発表「全力で取り組み、チームの勝利に貢献したいと思います」
金近の千葉加入が発表に
4月5日、千葉ジェッツは金近廉(東海大)が今季は練習生として加入し、2023-24シーズンでは選手契約を交わすを発表した。大学を退学し、千葉での活動に専念するという金近は「今後、千葉ジェッツというチームを更に強くするため、今出来ることに全力で取り組み、チームの勝利に貢献したいと思います」と語っている。
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「このたび、千葉ジェッツふなばしでは2022‐23シーズンの練習生として東海大学の金近廉選手がトップチームの練習に参加することとなり、合わせて2023‐24シーズンの基本契約合意(新規)に至りましたのでお知らせいたします。なお、金近選手は、東海大学を退学し、千葉ジェッツでの活動に専念することとなります」と発表した千葉。
2003年3月11日生まれ、現在20歳の金近(196cm・88kg/SF)は関西大北陽高在学時からアンダーカテゴリーの日本代表を経験。東海大に進学すると、昨年の全日本インカレで2年ぶりの優勝に貢献している。また今年A代表に選出されると「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」のイラン戦で6本の3Pシュートを決める活躍を見せている。
金近はチームを通じて「千葉ジェッツに今季練習生として、来季プロ契約選手として加入させていただくことになった金近廉です。大学を退学し、プロの道へ進むことを後押ししてくださった東海大学のスタッフの方々、チームメイト、また、シーズンの終盤で大事な時期にも関わらず、受け入れてくださった千葉ジェッツの関係者の方々に感謝申し上げます。今後、千葉ジェッツというチームを更に強くするため、今出来ることに全力で取り組み、チームの勝利に貢献したいと思います。応炎よろしくお願いします!」とコメントを発表。
千葉・池内勇太GMは高校2年生のころからチェックしていて、大学進学後も毎年、特別指定選手のオファーをしていたと明らかにし、「得意のスリーポイントと持ち前の跳躍力からフィニッシュまでもっていくことのできる得点力、そして大学でインサイドプレーも培ったことで、オフェンス、ディフェンス共に複数のポジションをこなすことができます。このユーティリティ性は今後Bリーグ、そして日本、アジアを代表するオールラウンダープレイヤーに必ず成長するものだと感じており、千葉ジェッツの激しいディフェンスとスピード感のあるアップテンポなスタイルにもフィットすると考えております」とオールラウンドな能力を評価しているとコメントを発表している。
Profile
金近 廉 (Ren Kanechika)
・背番号:12
・ポジション: SF
・身長・体重:196cm / 88kg
・生年月日: 2003年3月11日
・出身地:大阪府
・国籍: 日本
・経歴:関西大北陽高→東海大
<選抜歴>
・U16 日本代表
・U19 日本代表
・U22 日本代表
・2023 A代表