月刊バスケットボール1月号

3x3 アジアカップは男子モンゴル、女子オーストラリアが優勝、日本は男子12位、女子5位に

優勝したモンゴルとオーストラリア、中央がアリウンボルト・アナンダ

女子日本代表は予選を1位で通過も決勝T1回戦で惜敗


4月2日、「FIBA 3x3 アジアカップ2023」最終日が行われ、男子はモンゴル、女子はオーストラリアがそれぞれ優勝を果たした。日本男子代表は12位、日本女子代表は5位で大会を終えている。

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3月29日からシンガポールでスタートした「FIBA 3x3 アジアカップ2023」。#2改田拓哉(TSUKUBA ALBORADA)、#4小澤崚(TSUKUBA ALBORADA/SAITAMA ALPHAS)、#24仲西佑起(NINJA AIRS.EXE)、#91落合知也(ALPHAS.EXE)の4選手で挑んだ日本男子代表は、ニュージーランド、オーストラリアに敗れて本戦予選で敗退し、12位で終了。

日本が敗れた2ヵ国は、いずれも決勝トーナメントでベスト4に進出。モンゴルは、準決勝でそのニュージーランドを19-18で下すと、決勝でオーストラリアに21-18で勝利して2017年大会以来となる優勝を果たした。モンゴルには羽黒高、上武大に所属していたアリウンボルト・アナンダもいて、決勝では6得点を獲得している。

一方、#1江村優有(早稲田大)、#17三田七南(ENEOSサンフラワーズ)、#20山口奈々花(アイシン ウィングス)、#24近藤京(アイシン ウィングス)で大会に挑んだ女子日本代表は本戦予選でチャイニーズ・タイペイに15-10、開催国シンガポールに15-5で勝利して決勝トーナメントに進出。その準々決勝でタイに16-17と1点差で惜敗となり、5位で大会を終えた。

優勝したのは前回準優勝のオーストラリア。準決勝、前回大会の決勝で敗れた中国に21-6で勝利すると、決勝ではニュージーランドに21-11。7-1とスタートダッシュを切ると、その後も安定したプレイを続けて頂点に輝いた。

■男子最終順位

No.

チーム

試合数

勝利

勝率

平均得点

総得点

1 モンゴル(1)55100%20.8104
2 オーストラリア(8)5480%18.894
3 ニュージーランド(9)5360%18.693
4 中国(3)5360%18.894
5 イラン(12)3267%17.753
6 カタール(5)3133%17.753
7 カザフスタン(13)3133%15.346
8 シンガポール(20)3133%1545
9 チャイニーズ・タイペイ(10)200%19.539
10 フィリピン(4)200%14.529
11 インド(7)200%1326
12 日本(2)200%11.523
13 マレーシア(11)予備予選敗退
14 タイ(6)予備予選敗退
15 韓国(15)予備予選敗退
16 スリランカ(17)予備予選敗退
17 インドネシア(14)予備予選敗退
18 ニューカレドニア(22)予備予選敗退
19 香港(16)予備予選敗退
20 トルクメニスタン(18)予備予選敗退
21 トンガ(23)予備予選敗退
22 タヒチ(24)予備予選敗退
23 サモア(19)予備予選敗退
24 ブルネイ・ダルサラーム(21)予備予選敗退

■女子最終順位

No.

チーム

試合数

勝利

勝率

平均得点

総得点

1 オーストラリア(10)55100%21105
2 ニュージーランド(8)5480%17.487
3 中国(1)5480%14.874
4 タイ(4)5240%11.859
5 日本(2)3267%15.346
6 モンゴル(3)3133%13.741
7 フィリピン(9)3133%1236
8 チャイニーズ・タイペイ(6)3133%1030
9 イラン(7)200%1326
10 シンガポール(15)200%8.517
11 インド(12)200%7.515
12 マレーシア(5)200%6.513
13 韓国(14)予備予選敗退
14 香港(17)予備予選敗退
15 カザフスタン(11)予備予選敗退
16 タヒチ(18)予備予選敗退
17 スリランカ(13)予備予選敗退
18 ニューカレドニア(16)予備予選敗退





文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 3x3

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