月刊バスケットボール6月号

[全国ミニバス] 兵庫・魚崎クラブが勝利、粘る福島・小田倉スポーツ少年団を退ける

2Q逆転した魚崎クラブが勝利


3月30日、「第54回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」男子1日目、小田倉スポーツ少年団(福島)と魚崎クラブ(兵庫)が対戦。2Qに逆転するとリードを守った魚崎クラブが53-46で勝利した。

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開始からボールをプッシュしていく両者。まず小田倉は#7鈴木悠史のロングシュートで先取点を奪うと、#6池沢良真、#4曲山恵太も速攻を決めて残り3分弱で10-0とする。
魚崎の初得点は残り2分半、本間雄二ヘッドコーチが未来型リードガードと信頼を置く#13吉本拓志からのアシストで#20田中春哉が決める。これで緊張が解れたか、好守を見せるとまたも#13吉本のアシストで#20田中、速攻から#77日置葵のシュートなどで追加点。それでも小田倉は#6池沢、#4曲山が着実にシュートを決めて19-8として1Qを終えた。

ベンチスタートのメンバーを投入しての2Q、魚崎は#7福井遥陽、小田倉は#10近藤聖颯と両ガードが躍動。自ら得点をし、ドライブでディフェンスを引き付けてオープンの選手にパスと良い局面を作る。その後、小田倉は#10近藤が引っ張っていくが、魚崎は#2早田成道、#1戸田真芽もゴールにアタックして得点に絡んでいく。
クォーター中盤以降得点が止まった小田倉に対して、魚崎は徹底して早い展開で攻めて#7福井、#33前田慶介らが連続得点。2Qだけで18得点を奪い、26-25と試合をひっくり返した。

3Q小田倉は#4曲山がまずインサイドで得点。その後もチームを引っ張るが、シュートの確率が上がらない。一方、2Qで流れを掴んだ魚崎は#20田中のシュート、その#20田中からのパスで#7福井がタップシュート、#13吉本のフリースロー、#31須原大智の得点など、チームとしてオフェンスが機能。5アウトの陣形からも得点を重ねていく。
小田倉は終盤、ヘッドコーチから指示を受け好守を披露。#4曲山がゴール下で得点して点差を詰め、魚崎の38-34で3Qを終えた。

4Q、小田倉は荒井和茂ヘッドコーチが急成長中という#5渡邊千瑛のシュート、#4曲山のフリースローで1点差に。しかし魚崎は#13吉本が活躍。トップからのシュートに、レイアップを決めて逆転を許さない。その後も小田倉は#4曲山が淡々と得点し、プレッシャーをかけるものの、同点にできない。2点差にされると魚崎の#20田中、#13吉本がすぐにシュートを入れていってタイムアップ。2Qに逆転するとリードを守った魚崎が53-46で勝利した。

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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 全国ミニバス2023

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