阿久比 ILEXが今大会3勝目を挙げる

3月29日、「第54回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」女子2日目、雀宮スポーツ少年団(栃木)と阿久比 ILEX(愛知)が対戦。互いに好ディフェンスを展開し、ロースコアとなった試合を制したのは阿久比 ILEX。42-32で勝利し、今大会3戦3勝とした。

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ディフェンスとフットワークを武器とするチームの対戦。雀宮は129cmの4年生#9穴井紗那がスピードを生かしてインサイドに飛びこんで先取点。さらに#7海老原凛佳がシュートを決める。対する阿久比は#6濱野侑希奈がインサイドで決めてチーム初得点。続いて早い展開から#7佐藤優奈、#12松本結笑夏が連続して決める。その後も互いに得点していき、10-10で1Qを終える。

2Q雀宮はまず#12三浦羽七がゴール下で得点。チームとしてスピードを生かしてゴール下に飛びこんでいくものの、得点に結びつかない。その後、阿久比は、#4細井結心、#10山口舞華が着実に得点し、わずかにリードを作る。さらにクォーター終盤、#9坂上栞奈のミドルシュート、相手のターンオーバーから#4細井が決めるなどで19-12としてハーフタイムを迎えた。

3Q、阿久比はまず#6濱野が3ポイントプレイ。ただし、その後が続かない。対する雀宮は相手の高さに苦しんでいたが、早い展開から#6渡辺幸愛が連続得点。さらに#4小宮山あんりもミドルから決める。しかし、クォーター後半に得点を伸ばしたのは阿久比だった。#4細井、#5榊原が得点源となって、32-18と点差を広げて3Qを終えた。

4Q、逆転を狙う雀宮は阿久比に対して、より厳しいディフェンスを展開。早い攻めに持ち込むと#7海老原凛佳が得点。さらに#5穴井優那がスティールから決め、#6渡辺が続くなど良い流れを作る。

残り1分半で38-26。雀宮は#9穴井紗がフローターを決めると、#4小宮山もフリースローで追加点。さらにフルコートでプレッシャーを掛けていくが、追い上げもここまで。阿久比も#11杉浦帆乃華、#10山口舞華が得点し、42-32で勝利した。

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