月刊バスケットボール6月号

[全国ミニバス]東京・多摩フェアリーズが勝利、9人で臨んだ大分・杵築フレアーズも健闘

スタートからオフェンスが奏功した多摩が勝利


3月28日、「第54回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」女子1日目、9人で今大会に臨んだ杵築フレアーズ(大分)と多摩フェアリーズ(東京)が対戦。多摩はスタートダッシュに成功するとリードを広げていき、48-24で勝利した。

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開始直後、多摩は#5明石紗弥がドライブから先取点。さらに#9山口杏のレイアップ、速攻から#5明石など6連続得点。たまらず杵築がタイムアウトを取る。
残り2分51秒、杵築は早い展開からチームの得点源、#4阿部つばさがレイアップを決めてチーム初得点。さらに#8藤原柚季もシュートを決めるが、多摩は#4富田悠月、#11小宮山愛理菜、#5明石らの得点でリードを広げていき、16-4として1Qを終えた。

互いに選手を入れ替えて2Qへ。巻き返したい杵築は#6藤原涼帆のスティール、#5川野季穂がファウルをもらってフリースローを決めるなど続いていいプレイが飛び出す。ディフェンスでも頑張りを見せるが、多摩は#10本村夏芽、#12高橋栞が距離のあるシュートを決め、#8高橋みなみ、#6荒川夏海もドライブから得点し、リードを広げる。終盤、杵築は#5川野がフリースローにインサイドで得点と活躍したものの、多摩の26-11でハーフタイムを迎えた。

3Q、杵築は多摩のオフェンスを凌いでいくと#4阿部のシュート、フリースローで追加点。さらに早い展開から#6藤原涼、#8藤原柚が決めて残り2分半で18-28と10点差とする。しかし9人で臨んでいるとあって体力的にも厳しいか、いい流れは長く続かない。しばらく得点が止まっていた多摩は、#6荒川の速攻で流れを引き寄せると#5明石、#4富田のシュートなどで追加点。36-18として3Qを終えた。

多摩の勢いは4Qに入っても衰えず。#5明石、#4富田、#8高橋みが得点を重ねていく。杵築は終盤、#6藤原涼、#8藤原柚、#4阿部が得点。最後に見せ場を作ったものの、多摩が48-24で勝利した。

『全国ミニバス2023』特設ページ(スコア速報・日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 全国ミニバス2023

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