月刊バスケットボール10月号

[全国ミニバス]山梨・敷島南スポーツ少年団が終始主導権を握り、奈良・富雄北クラブを下す

#4藤井、#6今村が引っ張った敷島南が勝利

3月28日、「第54回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」女子1日目、富雄北クラブ(奈良)と敷島南スポーツ少年団(山梨)が対戦。1Qで作ったリードを守った敷島南が44-35で勝利した。

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 【第54回全国ミニバス全試合配信「バスケットLIVE」】

ファーストオフェンス、敷島南は#6今村優彩がフリースローライン付近からジャンプシュートを成功。対する富雄北はすぐに#5井上優菜が同じような位置から決め返す。
その後、敷島南は#6今村がディフェンスの隙を付いて連続シュート、#11小林清菜がフリースロー、ミドルシュートを決めてリードを奪う。落ち着かせるべくタイムアウトを取った富雄北は#9木村千咲がディフェンスの間に飛び込んで得点。さらに#5井上がミドルシュートを決めるなど、徐々にリズムが良くなる。
それでも“日本一ルーズボールの強いチームになる”を合言葉に強化してきた敷島南は、ボールへの執着心を見せて主導権を握る。#5雨宮優那がリバウンドから決めるなど13-8として1Qを終えた。

2Q敷島南はセカンドユニットを起用。高さで勝る富雄北は#7永尾芽希がバックチェンジを使ってゴールに飛び込んで得点、さらに#9木村もシュートを決めて差を詰めようとする。しかし、敷島南は#10林紅葉、#4藤井遥が距離のあるシュートを沈めていき、それを許さず。27-18としてハーフタイムを迎えた。

3Qは序盤から互いに好ディフェンスを展開。なかなかいい形でシュートが打てない。そんな中、富雄北は#4田岡桃、#5井上、#7永尾が、敷島南は#10林、#6今村、#4藤井が得点していく。追い上げたい富雄北だが、相手のプレッシャーを前に連続得点が奪えない。敷島南も外のシュートが決まらなかったものの、36-28とリードして3Q を終えた。

4Q、敷島南は#4藤井のパスから#6今村、#10林がアウトサイドから追加点を奪う。流れを掴みたい富雄北は、スピードある#4田岡が持ち込んでディフェンスを崩して得点。さらに#9木村、#5井上がミドルシュートを決めるなど良いプレイを見せる。しかし、敷島南は#7窪田結月、#11小林が追加点を奪ってリードを守り、44-35で勝利した。

「全国ミニバス2023」大会初日(3/28)コート別試合予定(リアルタイム速報あり)をチェック

『全国ミニバス2023』特設ページ(スコア速報・日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 全国ミニバス

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