互いに好守を展開、最後は接戦に！

3月28日、「第54回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」女子1日目、垣生クラブ(愛媛)と30年ぶり出場の大曲ファイヤーウインズ(秋田)が第1試合で対戦。4Q終盤、大曲ファイヤーウインズが2点差まで追い上げたが、垣生クラブが52-48で勝利した。

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 【第54回全国ミニバス全試合配信「バスケットLIVE」】

立ち上がり、大曲はパスを回していくと#4佐藤詩和のアシストで#11渡邊咲那がミドルシュートを決めて先取点。一方、垣生は#5佐薙里緒のフリースローで初得点を奪う。

サイズで勝る垣生は、リバウンドから早い攻撃に繋げると#5佐薙、#4園部希帆が得点、さらにトップから#8竹本莉渚がロングシュートを決めるなど追加点を奪っていく。対する大曲は#8中嶋倭心のロングシュート、#4佐藤詩和の連続得点で8-7と一旦追いつくが、好守からチャンスを作った垣生が、#5佐薙、#8竹本、#4園部らの得点で18-11として1Qを終えた。

2Q序盤、共にハードなディフェンスを展開して得点が動かなくなる。その中で大曲は#7佐々木塔子がアウトサイド、インサイドと連続得点を奪って差を詰めていく。垣生にとって苦しい時間帯となったが、#6大川亜夢琉がドライブから得点を決めて逆転を許さない。クォーター終盤、垣生は#8竹本、#6大川、#4園部が、大曲は#9熊谷千紘、#5後藤彩寧、#7佐々木がそれぞれ得点を奪い、垣生の29-26でハーフタイムを迎えた。。

3Q垣生は早いテンポで攻撃を仕掛けていくと#13續木和叶菜が速攻から得点、#8竹本、#6大川がフリースローを決めるなど着実に得点していく。大曲は垣生のプレッシャーに戸惑うシーンもあったが、#4佐藤、#5後藤、#7佐々木と6年生が引っ張っていって残り2分強で逆転。それでも垣生はテクニックで勝る#6大川が3ポイントプレイ、リバウンドで頑張る#7村上七星も追加点を奪い、42-40として3Qを終えた。

4Q序盤はトランジションが多くなる展開に。先に流れを掴んだのは垣生。#4園部がフリースローを決めると、#7村上、#5佐薙、#8竹本が早い展開から得点を重ねて突き放していく。残り2分で50-42、追いかける大曲は#5後藤がフリースローを決めると、#8中嶋がセカンドチャンスでバンクショットを決めるなど残り1分で4点差まで迫る。さらに残り47.1秒、#4佐藤がフリースローを2本決めて48-50に。ここで垣生はしっかり時間を使ってオフェンスをしていくと、トップからシュートを放つが外れる。残り15秒、大曲はリバウンドを奪って速攻に繋げるが、ゴール前でターンオーバーとなりシュートにつなげられず。最後、#5佐薙が速攻を決めた垣生が52-48で勝利した。


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