月刊バスケットボール5月号

NBA

2023.03.27

レブロン13試合ぶりの復帰で19得点、「試合前のワークアウトでプレーできると思ったんだ」

残り7試合、ジェームズ復帰でレイカーズ上昇なるか

現地3月26日(日本時間27日)、右足痛で欠場していたレブロン・ジェームズ(レイカーズ)は、ホームのクリプト・ドットコム・アリーナで行われたシカゴ・ブルズ戦で13試合ぶりに出場。ベンチ・スタートから29分半プレイし、19得点、8リバウンド、3アシストをマークした。

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ジェームズは、現地2月28日のマーベリックス戦でドライブ時にステップを踏んだ際に右足を故障。その2日後には、復帰が遅れそうだと報道されていた。そして現地3月24日、ジェームズは「今日は再検査もなく、復帰の目標日も決まっていない。ただ、いつでも完全復帰できるように、毎日(1日3回)、トレーニングをしている」とSNSに投稿。最後の数試合に出場するかもしれないと報道されていたが、現地25日のインジュリー・レポートが「Questionable(出場は疑わしい)」にアップグレードとなり、本日の試合で出場となった。

ベンチスタートとなったジェームズは、1Q残り6分32秒にコートに入ると、アシスト、シュートを1本ずつ成功。2Qも残り6分から出場すると、前半で8得点、4リバウンド、2アシストをマーク。後半も16分半プレイし、19得点、8リバウンド、3アシストをマークした。ジェームズがベンチからスタートとなったのはキャリア2度目。しかし、試合は108-118で敗戦。八村塁はレイカーズに移籍後、初めて出場機会がなかった。

ジェームズは試合後、「今週のワークアウトで自信を得たんだ。翌朝、目を覚ましてベッドから降りて足を踏み出した時に、私はおそらく今日プレーすることができるかもと感じた。そして、試合前のワークアウトでプレーできると思ったんだ」と出場の経緯について語っている。

これで37勝38勝、ウエスト9位となったレイカーズ。4位サンズまで2.5ゲーム差という状況なので残り7試合の勝敗次第ではプレイオフ圏内に入ることも可能だ。ジェームズの復帰でチームがどう戦うのかを注目したい。


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: NBA レブロン・ジェームズロサンゼルス・レイカーズ

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